ヘンリー王子が故ダイアナ妃像の除幕式に出席するため、英国に帰国した。王子は現地時間25日正午過ぎに英ヒースロー空港に到着後、ウィンザーにあるフロッグモア・コテージで5日間の自主隔離生活を始めた。王子の帰国は、4月に営まれた故エディンバラフィリップ王配の葬儀以来となる。

ヘンリー王子が搭乗したアメリカン航空AA134便は米時間24日午後7時前にロサンゼルス空港を出発、英時間25日正午過ぎにロンドンヒースロー空港に着陸した。

その後、王子を出迎えた王室車両が列をなして空港を出発。しばらくすると王子を乗せた黒いバンがフロッグモア・コテージに着く姿が目撃された。

英国では現在、各国をレッド、アンバー、グリーンの信号機システムに分けてイングランドに入国する際の自主隔離や検査の規制を分類している。

アンバーのリストにある国から入国する場合には通常10日間の隔離をしなくてはならないが、2日目の検査に加えて5日目に有料の検査を受け、陰性結果が出た場合には隔離生活を短縮することが許可されている。

そのため王子はコテージで5日間の隔離生活を送り、英時間7月1日にはケンジントン宮殿で開催される故ダイアナ妃像の除幕式に出席する予定だ。この日は母ダイアナ妃の60回目の誕生日であり、兄ウィリアム王子も除幕式に出席する。

ヘンリー王子は今年4月、祖父エディンバラ公フィリップ王配の葬儀に出席するために一時帰国し、ウィリアム王子と約1年1か月ぶりの再会を果たした。葬儀で2人は一定の距離を置いていたが、教会を出た後には2人並んで会話する姿が目撃されている。

ヘンリー王子の帰国を受け、ケンジントン宮殿の広報担当者が7月に開催されるイベントの詳細について発表した。

ウィリアム王子とヘンリー王子は、7月1日木曜日にケンジントン宮殿のサンケンガーデンで行われる、彼らが依頼した母ダイアナ妃像の除幕式を記念した小さなイベントに参加します。」

当日はダイアナ妃の近親者に加え、銅像委員会のメンバー、彫刻家や庭園デザイナーなどが出席する予定だ。

王配の葬儀に続き、今回もヘンリー王子は単身で帰国した。妻のメーガン妃は長男アーチー君(2)、今月4日に誕生した女児リリベットちゃんと共に米カリフォルニア州にある邸宅に留まっている。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月17日付Instagram「The Duke of Sussex attended the inaugural OnSide Awards at the @RoyalAlbertHall this evening, joining over 2,500 youth, volunteers and staff of @OnSideYZ.」』『Duke and Duchess of Cambridge 2019年9月15日付Instagram「Wishing a very happy birthday to The Duke of Sussex today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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