インドが新たな弾道ミサイルのテストを実施。

キャニスター発射型の次世代弾道ミサイル

インドの防衛研究開発機構(DRDO)は2021年6月28日(月)、次世代核弾道ミサイル「アグニP(Agni P)」の発射試験に成功したと発表しました。

発射試験はインド東部オリッサ州のバーレーシュワル(バラソール)沖合いで実施され、ミサイルはプログラム通りの軌跡を描き、すべてのミッションを高い精度で満たしたといいます。

インドは2002(平成14)年1月に国産の短距離弾道ミサイル「アグニ」の発射に成功して以降、「アグニII」「アグニIII」「アグニIV」「アグニV」と段階的に開発を続けています。

なおDRDOは「アグニP」の射程について1000~2000kmとしています

新型弾道ミサイル「アグニP」の発射の様子(画像:インド防衛研究開発機構/DRDO)。