株式会社アルファドライブ高知(以下、AlphaDrive高知)は高知県内外のIT企業や事業者と連携し、企業のデジタル化推進やDX戦略策定、デジタル人材の育成を支援するDXセンターを2021年6月28日に設立、地方の中小企業・行政向けのDX支援サービスの提供を開始しました。



【背景】
日本国内でDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれ始めて久しいですが、経済産業省のDX2レポート(2020年12月)によると、実情としては国内企業の95%がデジタル化に着手できていない状態です。

レポートによると、このままでは「2025年の崖」と呼ばれる事態に直面し、国内で年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性があると言われています。※

これは地域経済にも大きな影響を及ぼします。

特に高知県をはじめとする地方ではデジタル化が遅れており、企業が持続していくために必要な人材育成や新規事業開発などの活動に十分な経営資源を投下することを妨げる一因ともなっています。

わたしたちAlphaDrive高知は、「高知から、100の新規事業と300の起業家人材を生み出す」をビジョンを掲げる中で、この課題に真正面から向き合い、解決に取り組む必要があると考えています。

そこで、地域の中小企業・団体のデジタル化を推進する「DXセンター」を設立しました。高知県内外のIT企業等とパートナーシップを構築し、ワンストップでDX支援のニーズにお応えします。

※引用:経済産業省DXレポート2
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-3.pdf

【Alphadrive高知 DXセンターの特徴】
AlphaDrive高知は地域の企業、自治体向けの新規事業開発・人材育成・組織活性化を支援している会社です。

DXに必要なのはデジタル技術やサービスだけではありません。企業やサービスに変革を起こすためにも、私たちは以下の強みを持ってDXに取り組んでいきます。

・単なる業務効率化ではなく、新しい価値の創造を目的としたデジタル化の支援
・企業変革・新規事業開発の現場で培った課題解決・価値創造・組織活性化ノウハウの提供
・地域の企業・団体の実務を深く理解したメンバーによる伴走支援

【DXセンター概要】

以下のステップでDXの推進を行ってまいります。

■STEP.1
企業の業務課題をヒアリングし、その課題を解決するために適切なRPAやERP、SaaSやデジタルツールの導入を行い、企業のデジタル化を進めます。

■STEP.2
導入したデジタルツールを活用し、全社的な業務効率の改善やフローの最適化、サービスのデジタル化につなげます。

■STEP.3
組織でデジタル化が進み、デジタルを活用した新規事業の開発や既存ビジネスの変革を行える、またそれを実行できるメンバーが育っている状態を作ります。

具体的なサービスメニューについては順次公開予定です。

また、現在高知市内に拠点を新設しており、今後DXに関する活動は高知市内の拠点を中心に行ってまいります。高知市の拠点では小さなセミナーやワークショップが行えるスペースも設置する予定です。

まずは企業のデジタル化を進めるために、以下のサービスを提供していく予定です。

<提供サービス例>
・顧客獲得・顧客管理のデジタル化(デジタル広告の運用・CRMの導入)
・社内業務の効率化・省力化(Saas・デジタルツールの導入)
・既存サービスのデジタル化(D2C、ECサイトの構築、BOPISなど)
・デジタルデータの取得・活用(webマーケティング)
・従業員のデジタルリテラシーの向上(研修、オンライン学習コンテンツ)

【パートナーシップ】

中小企業の多岐にわたるデジタル化の課題を解決すべく、高知県内のIT関連企業を中心に、広くパートナーシップを構築し、ワンストップでデジタル化のご支援が可能な体制を構築します。

以下現在提携している企業・団体・サービスです。
高知県を中心としたインターネット事業を取り扱う個人事業、SOHO、事業者の集まる協同組合です。webサイト・ECサイトの構築、在庫管理・連携、受発注管理、またwebマーケティングなど幅広いサービスの提供が可能です。
受発注における不便さ、企業間取引のアンマッチングの解消を目指すBtoBに特化した国内最大級の受発注プラットフォームサービスです。
AIを活用したクラウド型の業務効率化サービス。文書作成、過去文書の検索・引用、レビュー業務で繰り返されるメールのやりとりなどで発生する非効率な作業を徹底的に削減・効率化することができます。
日本最大級のソーシャル経済メディア。最先端のテクノロジーやビジネスについてのニュースと特集記事、記事に対する有識者のコメントから、いま世界で起こっていることを多面的に理解することができます。
SPEEDAは様々な市場データや業界レポートを格納した、情報収集を効率化し、企業の進化を加速するクラウドサービスです。
FORCASは、145万社以上の企業データベースを保有し、そのデータを活用した顧客分析や受注率改善をサポートするクラウドサービスです。
Googleマイビジネスや各SNSアカウントの店舗情報を一括管理することで、管理・運用コストの削減、データ分析によりボトル ネックを特定し施策の改善につなげる店舗管理クラウドサービスです。
Shopifyは世界シェアNo.1のECサイト作成サービスです。フルスクラッチでのECサイト構築よりも導入コストが低く、他言語に対応しているため越境ECなどにも対応可能です。

今後より多くのパートナー企業様と連携し、サービスを拡充予定です。連携を希望される企業様はこちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

■お問い合わせフォーム
https://kochi.alphadrive.co.jp/contact

【担当者コメント】
中野 雅允(株式会社アルファドライブ高知 DX事業責任者)
DXは単純にデジタルの導入によって業務の効率化を行うものではありません。デジタルを活用することにより組織のあり方やサービスを変革し、新しい価値を作り上げていくものです。

今や全ての産業やサービスにおいてデジタル化は避けて通れぬ変革であり、企業の存続の分かれ目でもあるといえます。しかしこの大きな変革を乗り越えることで企業が強く生まれ変わり、地方から新たなサービスや価値を生み出していくチャンスだと考えています。

DXに必要なのはデジタル技術だけではなく、それを推進する人材の育成、また変革を受け入れる企業風土も重要な要素です。私たちAlphaDrive高知は新規事業開発支援で培った人材育成や企業変革の知見と、IT事業者様のデジタル技術の知見を組み合わせ、地方でのDXを推進していきたいと考えております。

宇都宮 竜司(株式会社アルファドライブ高知 代表取締役社長)
この度、高知市内にAlphadrive高知 DXセンターを設立することになりました。一見唐突な動きに見えるかもしれませんが、高知から、100の新規事業と300の起業家人材を生み出すことを目指すわたしたちにとって、必然の意思決定だと考えています。

生産人口の減少が見込まれる高知県の経済を維持・拡大していくには、ひとりひとりの生産性を高め、新しい価値を作り続けていくことが求められます。その手段としてのデジタル技術の活用をより加速させるべく、当社としてもデジタル化の支援に取り組むことといたしました。

わたしたちが高知の企業の力を信じているのと同じように、デジタル技術の活用により高知の未来が少しでも良い方向に変わると信じて、この取り組みを推進してまいります。

【会社概要】
■株式会社アルファドライブ高知 / Alphadrive Kochi Co.,Ltd.
設立:2019年7月2日
代表者:代表取締役社長 宇都宮竜司
所在地:本社 高知県土佐郡高須305番地 相川コミュニティセンター2階
https://kochi.alphadrive.co.jp/

【お問い合わせ】
本件に関しては以下のフォームよりお問い合わせをお願いします。
https://kochi.alphadrive.co.jp/contact

配信元企業:株式会社アルファドライブ高知

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ