清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月29日放送の第32回では、人気気象キャスターの朝岡(西島秀俊)が久々に登場。後進を指導するなど上司の顔も見せ、注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】朝岡(西島)の“たくましい二の腕”がチラリ…!

■部下には厳しい一面も…

第7週は「サヤカさんの木」(6月28日[月]~7月2日[金])を放送中。山の仕事と気象予報士試験の狭間で揺れ動く百音の心や、サヤカ(夏木マリ)が大切にしている樹齢300年のヒバの伐採にまつわるエピソードが描かれている。

2015年夏、朝岡が久々に百音たちの事務所にやってきた。今回は部下の気象予報士も一緒。「大雨による災害を減らしたい」と山が溜めておける水分量を計測する野坂(森田望智)と、花粉観測器を使って花粉量を計測し、花粉症の警報アプリを作りたいという内田(清水尋也)だ。

一方の百音はちょうど、2度目の挑戦だった気象予報士試験で惨敗し、迷いを感じていたタイミング。気象にまつわる研究が人の生活にこんなにも役立つことを知り、感銘を受けた様子。その思いを試験へのモチベーションにつなげられるか、それは百音の気持ち次第だ。

そんな第32回ではやはり、朝岡の存在感がピカイチだった。野坂の研究に「データが局所的ですね」と厳しめにダメ出しし「税収の少ない市区町村には、効果が確実な事業でないと予算はつきません」と現実を見据えて指摘。

そして、その場にいる百音にも言い聞かせるように「(気象ビジネスにおけるリードタイムは)備えるための時間です。私たちはその時間を生み出すことで、安全、快適、利益をもたらす」と部下たちに語り掛け、最後は「頑張ってください!」と力強くエールを送った。

■「上司にしたら大変かも…」の声も 評価割れる

前回登米にやってきた時はどちらかというと観光客といった雰囲気だった朝岡だが、今回は部下を連れ、気象ビジネスの担い手、そして後進の指導に当たる上司としての顔も覗かせた。

久々の朝岡登場に、視聴者からも「不意打ちの朝岡さん!」「朝岡さん出てくれた!」「やっぱりカッコいい!」といった喜びの声が上がったほか、「厳しくも温かいまなざしで部下を指導する朝岡さん。これぞ理想の上司!」「朝岡さんが上司だったら仕事頑張ります!」「最後の『頑張ってください』がいいね!」と、その上司ぶりを称える声も続々。

きっちりダメ出しする姿には「朝岡さん、上司にしたら大変なのかも…」「朝岡さん上司としてはけっこうシビアだな」といった声も上がりつつ、「モネが試験へのモチベーション低下してるタイミングで気象ビジネスのビジョンを見せてくれる朝岡さんやっぱり最高」「朝岡さんがモネを導いてくれるんだな」と、気象予報の世界に挑もうとする百音の水先案内人としての役割に期待する声も。Twitterでは「朝岡さん」がトレンドトップ10入りする反響を呼んだ。

百音(清原果耶)を導く人となるのか?気象予報士の朝岡(西島秀俊)、久しぶり登場!/(C)NHK