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木から降りられなくなった猫を助けにいった飼い主、自分も降りられなくなるという悲劇
 高いところに登りがちなところのある猫だが、時に張り切りすぎて降りられなくなってしまうこともある。アメリカで、木に登って降りられなくなった飼い猫を助けようした飼い主が木に登った。

 ところが、人間にとっては登りにくい木だったようで、今度は飼い主が木の隙間に引っ掛かった状態で降りられなくなってしまったのだ。

 猫と人間、両者を助けるため消防署の隊員たちが出動した。

【猫を助けようと木に登ったら自分も降りられなくなった飼い主】


 アメリカ、オクラホマ東部で飼い猫が高い木に登り降りられなくなってしまったことを知った飼い主男性はとても心配し、猫を助け出そうと自分も木に登った。

 ところが、男性は枝と枝の隙間に体が挟まってしまい身動きが取れなくなってしまったのだ。猫はもちろんまだ木の上だ。

 やさしさゆえに猫の道連れになってしまった飼い主。

 そこで消防署に通報。通報したのが飼い主なのか、目撃者なのかはわからないが、タルサ署の消防隊が駆けつけた。

 結局はしご車が出動し、消防隊員が木にはしごをかけ男性を降ろした。
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 飼い主ははしごを伝ってはしご車にたどり着くことに成功。
 猫もリュックに入れて無事降ろすことに成功したようだ。
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 はしご車出動という大掛かりな救命作業となってしまったようだが、飼い主も猫も無事で本当によかった。

 ということで愛するペットが窮地に陥っていたら直ぐに何とかしようと思うのが飼い主心だが、今回のように自分にも危険が及んでしまう場合もあるので、客観的に判断し、助けが必要なときは救助の手を借りよう。

日本でも消防署でペットの救助を行ってくれるのか?

 猫が高い木に登って降りられなくなったり、犬が穴の中に落ちてしまったりと、ペットが窮地に陥ることは良くある話だ。日本でも消防署に連絡すれば助けてくれるのだろうか?

 と思って調べたところ、三重県鈴鹿市の場合だと、行政サービスの一環として、市民の方からの要望があった場合に助けに来てくれるそうだ。

 ただし、災害出動などが優先されるので、早急に対応することが困難な場合もあるとのこと。また、救助活動の際に動物が受傷しても消防署は責任を負えないので、保護した後は飼い主の責任で面倒を見るようにとのことだ。

 転ばぬ先の杖として、飼い主の皆様におかれましては、在住の自治体がペットを救助を行っているのかどうかの確認をまずしておくことにしましょう。そうしましょう。

 
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