ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が、ユーロ2020敗退を嘆いた。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えている。

ドイツは29日に行われたユーロ2020ラウンド16で、イングランド代表と対戦。こう着した状態が続く試合となったが、後半先制を許す展開に。その直後にはFWトーマス・ミュラーに絶好機が訪れたがこれを決められず、逆にイングランドに追加点を許してしまい0-2で敗れた。

この結果、ドイツはラウンド16での敗退が決定。グループステージ敗退に終わった2018年のロシアワールドカップ(W杯)に続き、失意と共に大会を去ることになった。

既にユーロ後の退任が発表されており、この試合がドイツ代表での最後の指揮となったレーブ監督も、試合後のインタビューで失望感を口にしている。

「我々全員にとって、大きな失望になった。チームの皆が、より多くのことを期待したからだ。チームには絶対的な信念があった。しかし、このようなゲームでは一貫してチャンスをものにすることが重要になる」

「残念ながら、今日はゴールを決めることができなかった。だからといって、誰かを責めることはできない。ホームで行われたグループステージで見せた素晴らしい意気込みが、今はなくなってしまったのが残念だ」

「(ドレッシングルームの)選手たちの間では、まるで死んだかのような静けさが漂っている。彼らがこれから言葉を発するまでには、1時間か2時間はかかるだろう」

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