イタリア代表DFサルバトーレ・ボッケッティ(34)が現役引退を発表した。

今シーズン限りでエラス・ヴェローナとの契約が終了したボッケッティは、自身の公式『インスタグラム』を通じて現役引退を発表した。

「みなさん、こんにちは」

「今日は、フットボーラーが決して訪れることを望まないその日が来ました。僕のフットボールキャリアはここで終わります」

「この機会を利用して、チームメート、会長、コーチ、監督、ドクター、トレーナー、キットスタッフ、ファンなど、僕がこれまでの多くの瞬間を共有したすべてのチームと人々に感謝します」

「みなさんからの教えや感情は僕の心の中で永遠にあり続けます。それは僕が多くの人々に会い、重要なチーム、とりわけアッズーリでプレーするなど、子供の頃からの夢を実現することを可能にした素晴らしい旅でした」

「そして、今こそ、先を見据えて他の目標を達成する時です!」

「これまでありがとうございました。また近いうちにお会いしましょう!」

2004年に地元アスコリでプロキャリアをスタートしたボッケッティはジェノアで頭角を現し、ルビン・カザン、スパルタク・モスクワミランなどでプレー

2019年にはヴェローナに完全移籍し、今シーズンは1年間のレンタル移籍という形でセリエBのペスカーラに加入。リーグ戦18試合に出場し2ゴールを挙げていた。

また、186cmの恵まれたサイズと左足のキック精度に特長を持つセンターバック兼左サイドバックは、マルチェロ・リッピ監督率いるアッズーリで通算5試合に出場。出場機会はなかったものの、2010年南アフリカワールドカップのメンバー入りも果たしていた。

プロキャリアを通じては公式戦370試合以上に出場し、ルビン・カザン、スパルタク・モスクワでは国内カップとリーグタイトルを獲得していた。

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