ウクライナサッカー協会(FFU)は6月30日スウェーデン代表戦で負傷したFWアルテム・ベシェディンに関するメディカルレポートを報告した。

ウクライナ代表は6月29日に行われたユーロ2020のラウンド16、スウェーデン戦を延長戦の末に2-1で勝利し、同国史上初のベスト8進出を果たした。

しかし、同試合の延長前半にFWロマン・ヤレムチュクとの交代で投入されたベシェディンは、大きなアクシデントに見舞われた。

相手陣内でルーズボールに反応したベシェディンは、相手DFマルクス・ダニエルソンから足裏を見せたチャージを受けて負傷。オンフィールドレビューの末にダニエルソンは一発退場となったが、左ヒザを強く捻ったベシェディン自身もプレー続行不可能となり、わずか10分ほどのプレータイムで無念の負傷交代となっていた。

そして、今回FFUの発表によると、ベシェディンは左ヒザ前十字じん帯に部分断裂を負っており、今大会中の復帰が絶望的となった。

さらに、全治には3~6カ月を要する見込みとなっており、所属するディナモ・キエフでの来シーズンの戦いにも影響を及ぼすことになった。

今大会ではゴールこそなかったものの、前線のバックアッパーとして3試合連続途中出場していたベシェディンだが、7月3日イングランド代表との準々決勝を控える中で無念の離脱となった。

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