ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、ルチアーノ・スパレッティ新監督への印象や、新シーズンに向けた編成について語った。イタリアスカイ』が伝えている。

ナポリは今シーズン、就任から2シーズン目を迎えたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の指揮下で、多くの負傷者を出しながらもトップ4争いに参戦。しかし、セリエA最終節でエラス・ヴェローナに勝ち切れなかったことで4位から陥落し、新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。

こうした成績を受け、ガットゥーゾ監督はシーズン終了後に退任。後任として、かつてローマインテルを率いていたスパレッティ監督を招へいしている。

デ・ラウレンティス会長は、新たな指揮官となったスパレッティ監督を高く評価。過去にも招へいに動こうとしたことがあったと明かしている。

「スパレッティはナポリに相応しい人物だ。以前に私が彼と会った時は既にゼニトと契約しており、その後は他のチームに行ってしまった。それでも、私は常に彼を高く評価していたよ」

ナポリが彼と対戦するときは、いつも決して簡単ではなかった。彼が秩序を失い、ドレッシングルームが混乱していたインテルローマに就任してどのように対処したかを見れば、能力は十分理解できるだろう。非常にうまくやっていた」

また、デ・ラウレンティス会長はチームのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェとの契約状況について、ユーロ2020終了後に話をすると明言。同時に、来シーズンの目標はCL出場権獲得だとも語った。

「インシーニェとは本当に会っていないんだ。まずはリーグ戦を終える必要性があり、その翌日には代表チームに出発した。それからは状況を混乱させたくないという想いがあってね。ユーロが終われば我々は会って話をする。その後どうなるかは分からないがね」

ナポリの来季の目標? CLに復帰しなければならない。(強化資金のためには)恐らく選手をたった1人売るだけでは十分ではないね。まずは監督と話をして、誰を残して誰を出すかなどを確定させる必要があるだろう」


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