タレントの菊地亜美が2日放送の『クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？』（日本テレビ系）に出演。番組初となる賞金50万円でのドロップアウトを選択し、反響を呼んでいる。
■勝負の300万円より手堅い50万円
昨年8月に長女を出産し、現在は1児の母となった菊地。賞金を育児に充てるため、本来は11問連続正解で300万円獲得できるが、番組初となる8問正解でもらえる50万円を目標にすると宣言する。育児の金銭面について一番困っていることを聞かれると、「リアルに言うと、仕事のとき、一時保育に入れているんですよ。そのお金」と切実な事情を明かした。
一方でタレントとしての映り方も意識しているのか、「『50万円かよ』って言われることはない？」と吐露する場面も。MCの劇団ひとりから「あるよ。あとはスタジオの空気に耐えるだけ」とイジられるが、菊地は「収録日とオンエアの日だけ耐えれば…」とそれでも50万円を確実に持ち帰りたい意思を見せる。
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■番組初となる50万円でのドロップアウト
そんな手堅さを見せる菊地は、クイズでも小学5年生たちによる“救済”をうまく利用し、6問目まで到達。残り2問を自力で正解し、ついに50万円をゲットした。
「挑戦したい気持ちもあるけど…」と迷いを見せるも、失敗して0円になるリスクを背負えないと判断し、「本当にやめてもいいですか？」と番組初となる50万円でのドロップアウトを選択したのだった。
■タレントよりも母としての決断
この決断について「初めてどう思われてもいいと思って出たかもしれない」と話した菊地。劇団ひとりも「母として強いと思いますよ」とコメントし、俳優の佐藤隆太も「すばらしいですよ」と称賛した。
番組ルールとしてドロップアウトした挑戦者はカメラに向かって敗北宣言しなければいけないが、菊地は「私は小学5年生より賢くありません。ありがとうございます」と笑顔で宣言していた。
■決断に反響相次ぐ
タレントとして番組で活躍するよりも、子供のために50万円を選んだ菊地。番組放送後の反響を心配していたが、ネット上では「それが賢明よ 母として、カッコよかった」「菊地亜美ちゃんの気持ち、よくわかるし、逆にいいと思うよ」「めっちゃいい判断だと思う！」「堅実で好感持てる」と数多くの称賛する声が。
それでも批判する声も少なくはないが、「タレントとしてめちゃくちゃ勇気いると思うけど母としては大正解だよね」と支持する声のほうが目立っている状況だ。
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