近所で花火を打ち上げている音に怯えて失踪してしまった犬がいた。家族は心配して探し回ったが、結局7.5時間後、深夜3時に帰ってきた。
この家に引っ越してからまだ1か月しかたってないそうだが、犬は何とか自力で玄関前にたどり着いたようだ。誰に教えられたわけでもなく、鼻でチャイムを鳴らし、家人に家の中に入れてもらったという。
5月に結婚して、約1か月前にアメリカ、サウスカロライナ州グリーンビルのこの家に引っ越してきたというメアリー・リン・ウィテカーさんと夫のライアンさんと愛犬のラジャ(メス)。Dog who ran off on an adventure for 7.5 hours ringing the doorbell at 3am to let her humans know she’s home.. pic.twitter.com/mVidAzSjEh
— Buitengebieden (@buitengebieden_) June 28, 2021
6月26日に近所の人が花火を上げていたそうで、その音に驚いたラジャはフェンスを飛び越えて脱走してしまったという。
心配したメアリーさんとライアンさん、そしてライアンさんの兄弟が、市内を必死に探し回ったがどこにも見つからない。
深夜0時になった為、捜索は一旦打ち切り自宅に戻ることに。メアリーさんはFacebookに迷子犬のお知らせを投稿した。
すると深夜3時ごろ、玄関ベルが鳴る音がする。玄関にはモニターが設置されているため、確認したところ、なんとそこにはラジャの姿が!
「今帰ったよー!」玄関ベルを鳴して7時間半後に帰宅した犬
約7時間半にわたる脱走の末、自ら家に帰ってきたラジャは、それを知らせる為に器用に鼻を使い、玄関ベルを鳴らしたようだ。家族はモニター越しに映るラジャの姿にほっと安堵すると同時に、そのとぼけた表情に思わず吹き出してしまったそうだ。
この動画はもともと海外掲示板Redditに投稿されたものだ。
よく見ると玄関横のポーチのフェンスにTシャツのようなものがぶら下がっている。ラジャはこのニオイを頼りに家に戻ってくることができたのかもしれないと、Redditユーザーは推測した。
メアリーさんによると、これまでラジャに玄関ベルの使い方を教えたことはないようで、逆にそれを知っていることに驚いているという。
ラジャの体は草だらけ、泥だらけだったそうで、どこで何をしていたのかは謎に包まれているが、割と楽しんでいたようだ。
メアリーさんたちはとにかく無事に帰ってきたことを喜んでいる。ラジャは家に入るとそのままソファに乗りぐっすりと眠り込んだという。
References:WATCH: Upstate dog spooked by fireworks rings doorbell after running away from home | News | foxcarolina.com / written by / parumo
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