マルセイユは4日、ローマからトルコ代表FWジェンギス・ウンデルを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。

 マルセイユローマは、買い取りオプションが付帯した1年間の期限付き移籍で合意。マルセイユにとっては、アメリカ代表FWコンラッド・デ・ラ・フエンテ、U-24ブラジル代表MFジェルソン、アルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディに続き、今夏4人目の補強となる。

 現在23歳のウンデルは母国のアルトノルドゥFK、バシャクシェヒルを経て、2017年7月にローマに加入。イタリアではこれまでに公式戦通算88試合の出場で17ゴール12アシストを記録している。また、19歳でA代表デビューを果たしたトルコ代表では、これまでに32キャップ9得点を記録しており、今夏のEURO2020にも参加していた。

 ウンデルは昨シーズン、買い取りオプションが付帯した1年間のレンタル移籍でレスターに加入。しかし、十分な出場機会を得ることができず、公式戦19試合の出場で2ゴール3アシストにとどまり、オプションの行使は見送られていた。

 なお、マルセイユローマからスペイン人GKパウ・ロペスも期限付き移籍で獲得することが濃厚だと報じられている。また、アーセナルからはU-21フランス代表MFマテオ・ゲンドゥージとU-20フランス代表DFウィリアン・サリバを獲得する可能性があるようだ。

ウンデルがローマからマルセイユへとレンタル移籍 [写真]=Getty Images