かつてアーセナルで活躍した元イングランド代表FWのポール・マーソン氏が元アイルランド代表MFであるロイ・キーン氏を批判した。イギリスリバプールエコー』が伝えている。

キーン氏はイングランドが6月に開幕したユーロ2020のメンバーにMFジョーダン・ヘンダーソンが含まれていたことを批判。2月に負傷して以降、プレーしていなかった選手には試合勘が欠如していると語り、「彼は歌を歌うために代表に加わるのか」などとコメントしていた。

しかし、ガレス・サウスゲイト監督や代表のチームメイトはこうした批判に対して、ヘンダーソンのリーダーシップを事あるごとに称賛。また、ユーロ本大会序盤こそ出番のなかったヘンダーソンだが、グループD最終節のチェコ代表戦で途中出場を果たすと、3日に行われたウクライナ代表との準々決勝では代表初ゴールを記録するなど、存在感を発揮しつつある。

こうした状況を受け、マーソン氏はヘンダーソンのパフォーマンスを称賛しつつ、同選手を批判してきたキーン氏を非難。ナンセンスな批判を行ってきたとコメントした。

「ヘンダーソンはしっかりとしたプロフットボーラーだ。本物のプロフェッショナルだと思うし、勢いに乗ってきたね」

「これまで彼はチームに入れていなかったが、それはフェアなことだったと思う。ただそれに対して、ロイ・キーンが『彼はカラオケをするために代表へ行くのか』と言っていたのも知っている」

「それはとてもナンセンスだね。彼は質の高い選手だから代表にいるんだ。チームのためになることであり、文句をこぼすような人物でもない。彼が代表に居ることは、私にとって素晴らしいよ」

UEFA EURO 2020TM サッカー欧州選手権WOWOWで完全生中継・ライブ配信!
決勝トーナメントを放送中!
>>詳しくはこちら

サムネイル画像