アーセナルに所属するフランス人MFマテオ・ゲンドゥージが、マルセイユ移籍に近づいているようだ。4日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在22歳のゲンドゥージは2018年夏にロリアンからアーセナルに移籍。加入初年度は公式戦48試合に出場するなど主力として起用されたが、昨年6月20日に行われたプレミアリーグ第30節のブライトン戦で相手選手を挑発したことが問題となり、ミケル・アルテタ監督の構想外に。昨年10月にレンタル移籍でヘルタ・ベルリンに加入し、公式戦24試合の出場で2ゴール3アシストを記録した。

 移籍期間が満了となり、アーセナルへと復帰したゲンドゥージだが、2021-22シーズンもアーセナルプレーすることはない模様だ。報道によると、クラブはマルセイユと協議中で、交渉は順調に進んでいるという。来年夏に1000万ポンド(約15億円)ほどで完全移籍となる契約が付帯する1年間のレンタル移籍で合意間近となっているようだ。

マルセイユへの移籍に近づいているゲンドゥージ [写真]=Getty Images