サントリー食品インターナショナル(株)は、サントリー「クラフトボス」シリーズの新TV-CMとして、役所広司杉咲花神木隆之介トミー・リー・ジョーンズら、総勢12人の豪華キャストが出演する「宇宙人ジョーンズ・会議室」篇(30秒×2タイプ、90秒)を、7月6日(火)からWEBにて先行公開し、7月13日(火)から全国で順次オンエアする。


今回は「ボス」CMシリーズでおなじみの役所広司杉咲花トミー・リー・ジョーンズに加えて、新たに神木隆之介がメインキャストの一人として出演。


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さらに、その脇を固める共演者として、塚本晋也、村田雄浩、松尾諭、駿河太郎、犬山イヌコ、丸山礼、LiLiCo、山田キヌヲが登場する。

一番の見どころは何といっても、CMではめったに見られない、総勢12人の豪華キャストによる演技合戦。神木の「紅茶買ってきます」というひと言から、会議中の飲み物を巡って議論が紛糾したかと思うと、今度は仕事そっちのけで「犬派」か「猫派」かでもめ始めて、意外な展開を迎える本CM。そして、そんな会議室のやり取りを部屋の片隅から、またはリモート画面を通して冷静に観察していた存在もいて…。

主役級から名バイプレーヤー、声優、お笑いタレントまで、個性豊かなキャラクターが繰り広げるコミカルな掛け合いに注目だ。

【画像】CM中の様子

<撮影エピソード>

◇憧れの役所との初共演にテンションが上がる神木

本CMで、役所と念願の初共演を果たした神木。撮影の合間には、神木が11歳の時に見て、役所の演技に憧れたという映画『笑の大学』が話題に上った。当時、役所の相手役が28歳だったという話から、撮影の数日前に誕生日を迎えた神木もちょうど28歳ということで、あれこれ会話が弾んでいた二人。子どもの頃から憧れていた役所が目の前にいるということで、緊張が見え隠れしながらも、神木は終始とてもうれしそうな表情を浮かべており、役所もそんな神木とのコミュニケーションを心から楽しんでいる様子だった。

◇お互いに「神様」「花様」と呼び合う仲良しコンビが5度目の共演

今回が5度目の共演で、今ではお互いに「神様」「花様」と呼び合うほど、親しい間柄の神木と杉咲。撮影の休憩時は、杉咲が当時、録画して欠かさず見ていたという神木出演のドラマの話となり、本人も忘れていたドラマの中のエピソードを杉咲が覚えており、神木を驚かせる場面が。また、撮影前「普段はコーヒーに囲まれているのに、今回は紅茶を持っていて、紅茶に囲まれているのが不思議」と語っていた杉咲。その驚きをとても自然な形で表現していた本番では、あっという間にOKテイクを獲得していた。

◇演技派・個性派揃いの作品ならではの12通りの楽しみ方

コーヒー派と紅茶派、犬派と猫派、もしくはいずれにも属さない中立派(?)が議論を繰り広げる本CM。芸達者ばかりがそろうだけに、監督の指示に対してどのキャストも的確に応えるだけでなく、その役柄の個性を発揮しながらユニークに演じる姿が印象的だった。「がくぜんとした驚き」を求められた村田が、声が裏返るほどのエネルギッシュな演技を披露し、あまりにもコミカル過ぎてNGになると「とにかく厳しい雰囲気で」という指示に、山田は感情を表に出さないポーカーフェースをキープ。さらに、側近的な立場から役所のことを一番知っているかのような発言を繰り返すも、実はことごとく本人と逆の意見という塚本の切ない演技、「誰が何と言おうと、私は犬しか信じないという感じで」との指示通り、全身からビシビシ犬派のオーラを発する犬山など、劇中のささいな言動や空気感気から、12人のキャストそれぞれの立場やキャラクターにあれこれ想像を巡らせたりするのも、作品を楽しむ醍醐味の一つとなっている。

夫婦漫才をほうふつとさせる息ピッタリの掛け合い

CMの中ではお互いの意見がぶつかり合ってばかりだが、実際のところはもちろん仲良しで、「スマホを見せながら二人で話すなんて、恋人同士みたいですね(笑)」と冗談を言い合うなど、名コンビぶりを見せたLiLiCoと松尾。その絶妙の掛け合いに、監督はファーストカットから思わず「うまい!」とうなっていた。続いて、監督が「もう少し変化のあるセリフを」と松尾にリクエストすると、「犬っぽいですね」「飼い主そっくり」といったアドリブを次々と披露。相方LiLiCoのユニークなリアクションと相まって、現場は毎回、楽しそうな笑い声に包まれた。

◇丸山会心のアドリブネタに駿河も撃沈!?

犬派か猫派か自分から質問したにもかかわらず、丸山の反応を見た駿河が、まるで何事もなかったかのように振る舞うシーン。ここでは監督が丸山に「カメラを回すので、何かやってください」と声を掛け、演技を一任する場面があった。さっそくお笑い芸人の本領発揮という感じで、「私はここにいるよ!」「疎外感!」などと、オリジナルのジェスチャーを交えながら、体も声も張った芝居を連発した丸山。その後、「ラストで、『疎外感』以外、別のパターンはありますか?」という監督の指示に、珍しく長考した丸山だが、最後の最後にひねり出したセリフは、なんと渾身の「疎外感」!まさかの“天丼”(同じギャグを繰り返して笑いを取る、というお笑い用語)に、背中越しでも笑っているのが分かるほど、肩が揺れてしまった駿河であった。

役所広司杉咲花神木隆之介 インタビュー>

――「クラフトボス」のCMに出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
神木:とにかくメッチャうれしかったです。いつも日常で飲んでいる商品だったので、身近にあるものに関われるというのは、本当に光栄なことだと思いました。

――撮影はいかがでしたか?
神木:初めてお仕事させていただく方もいたので、とにかく緊張しましたし、頑張ろうと思いました。皆さんから本当に優しくしていただいて、すごく楽しく撮影させていただきました
杉咲:共演者の方々がたくさんいらっしゃって、にぎやかで楽しかったです。
役所:いろんな俳優さんがいて、豪華だなと思いました。神木くんともお会いできましたし。
神木:役所さんとお会いしてお話しするのは初めてです。
役所:同じ番組に出ていたことはあるんですけどね。
神木:僕は役所さんが出演された映画『笑の大学』が本当に大好きで、おこがましいですけど、とてもお会いしたかった方なので、撮影中もずっと「わー、すごい!」と思っていました。
役所:光栄です!
神木:いやいや、とんでもないです(笑)

――杉咲さんと神木さんは、何回目の共演でしょうか?
杉咲:5回目です。すごく安心感がありますし、また共演できてうれしかったです。
神木:僕は杉咲さんのことをいつも、「花様」と呼んでいるんですよ。
杉咲:私は「神様」と呼んでいます。
神木:花様は僕のことを、僕以上に分かってくれているので、安心しています。

――今回の「クラフトボスストレートティー」のように、まだ多数派ではないけど、世の中にアピールしたいことは?
神木:僕はイヤホンにすごくこだわっていて、メーカーごとに、得意な曲、不得意な曲があるんですけど、周りに「あの曲は、あのイヤホンだよね」とかって話せる仲間がいないので、イヤホンによって曲の聞こえ方が違うんだということをもっとアピールして、皆さんに音楽ライフを充実させてもらいたいなと思います。クラシックならこのメーカーさんが得意で、このメーカーさんでロックを聞くと、楽器やベースの音がすごくクリアに聞こえるとか、このイヤホンだったらK-POPみたいな。本当に細かく分けられるので、多いときは5種類ぐらい同時に持っています。
杉咲:私の場合は、アピールとかまではいかないのですが、何時に起きても、絶対にご飯を食べることができます。朝の3時とかでも、何でも食べられます。動く前にエネルギーを蓄えなければいけないと思うので、何時であってもしっかり食べられます。やはり一日の始まりには、もりもり食べて、仕事を一生懸命頑張れるというのが良さだと思います。

――仕事をはかどらせるために大切にしていることや、愛用しているものをお聞かせください。
神木:ちゃんと休むこと、ですね。以前、作品でピアノを練習していた時、ずっと毎日毎日練習していたら、ある日突然、弾けなくなったんですよ。それで、練習を3日ぐらいサボった後に弾いたら、また弾けるようになって。その時、頑張るのはいいことですが、ちゃんと休まないと頭の中で整理される時間とか、体に染みていく時間が取れないので、休息は大事なんだと思いました。
杉咲:私も「神様」と全く同じで、ちゃんと休む時間をつくるということを大切にしています。やらなきゃいけないことがいっぱいあると、一分一秒が惜しいという気持ちになって、ご飯を食べながらでも台本を開いてしまうときがあるのですが、あえて何も考えず、一回リセットしてだらだらしたり、寝たりして休む時間をつくるとか。そうすると、逆に集中しなきゃいけないときに、全力を注ぎ込めることにつながるのかなと思いました。
役所:僕の場合、名前は忘れちゃったんですけど、ボトルがボコボコしていて、それを触っていると、ちょっと何かひらめいたりする飲み物のこと、知ってます?
杉咲:知ってます。「ク」から始まる…(笑)
役所:えっと、名前なんて言うんだっけ?ちょっと忘れちゃいましたけど、そのボコボコを触るぐらいですかね。あれは本当に楽しいですよ(笑)

――最近、いつもの定番ではなく、今までと違う新しい選択をしてみたという経験は?
神木:カーテンを開ける、ですね。部屋は暗くていいと思っちゃって、普段はほとんど開けないんですよ。電球も徐々に切れていくんですけど、それもあんまり一人で替えられなくて…。
杉咲:大丈夫ですか!(笑)心配です。
神木:どんどん暗くなっていく電球の寿命とのバトルなんですけど、ゲームとかを結構やるので、ゲームの画面だけ光っていればいいかなと思って、カーテンはなかなか開けないんですよ。でも、ここ最近、ゲームで負けたりして、なんか気持ちが落ちてったんですよね。もう勝てないんじゃないか、どうしたらいいんだろうとなって、一回カーテンを開けてみようと思って開けたら、なんていい日差しなんだ、青空を見るのはやっぱり気持ちいいなと。雨が降っているときも、雨の匂いがしたり、雨の音が聞こえてきたり。真っ暗な部屋で何も動いていない状態より、天気の日は雲が動いて、夜が来て、朝になって、何かが動いている。そうした自然に動いているものを見ると、落ち着くなと思い始めました。毎日ではないですけど、今は週3日ぐらい、カーテンを開けています。
杉咲:今までは食事をする時間がすごく好きで、何を食べるかということをいつも一生懸命考えていたのですが、最近は器に興味が出てきて、器に何を入れて食べるかということにシフトチェンジしています。見た目とかもかわいくなるように頑張って、ご飯の時間が豊かになるようにして、最近は一カ月に一回、好きな器を一個ずつ買っていこうと思っています。
役所:「してみたい」ことで言うと、開脚をして、胸を床につけたいですね。体が硬いので、とうの昔に諦めていて、一生のうちにそれはできないと思っていたんですが、この自粛期間中、やっぱり一回でいいから、開脚して胸を床につけることを頑張ってみたいと思うようになりました。
神木:僕も胸を床につけたことがないんですよ。
役所:神木くんはまだ人生長いからさ、そのうちつけるようになるよ。
神木:体が硬くて、なかなか開けないんです。“花様”は柔らかいですか?
杉咲:私も硬いです。
神木:なんか、床とあまり仲良くなれない3人なんですね(笑)

――すっきり味の「クラフトボスストレートティー」にちなんで、思い込みを捨てて、すっきりしたいことは?
神木:「思い込みを捨てて」とは少しかけ離れるかもしれないのですが、車のウインカーを同時につけた場合、タイミングは一律なのかどうかを知って、すっきりしたいです。車に乗っている時、正面に車が何台か止まっていて、その時ずっとウィンカーを見ていると、点滅のタイミングがパラバラのときもあるし、揃うときもあるんですよ。メーカーとか車種ごとに、ウインカーの点滅の速度って一定じゃないのかなということを、3年ぐらいずっと考えているのですが、それを今年の夏にはすっきりさせたいですね。

――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
神木:僕のキャラクターは、今までの思い込みをいったん取っ払って、新しい見方で、新しい角度からちょっと考えてみようという役どころなので、見てくださった方が新しい概念を持ったり、新しい発想をしてみようと思っていただけたらうれしいです。
杉咲:今回は登場人物の方もたくさんいて、すごくテンポもよく、掛け合いも面白くて、今までと違った空気感のにぎやかなCMになっていると思います。新しい「クラフトボスストレートティー」を楽しんでいただけたらうれしいです。
役所:今回も素晴らしい俳優さんたちが出演されていて、楽しいCMが出来上がる予感がします。確かに紅茶、おいしいなと思います。甘さがとても心地よい「クラフトボスストレートティー」を、皆さんもどうぞお試しください。


▼クラフトボス『宇宙人ジョーンズ・会議室』篇 90秒

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