現地時間2021年7月4日、米ラスベガスのリゾーツ・ワールド・ラスベガスのグランド・オープニングに登場したマイリー・サイラスが、再び#FreeBritneyブリトニー[・スピアーズ]を解放して)運動に支持を示した。

 先日ブリトニーは、父親ジェイミーによる“虐待とも言える”成年後見制度を巡る裁判に自ら出廷し「自分の人生を取り戻したい」と父親を自身の後見人から解任する要求を行っていた。

 同カジノ・リゾートのクラブAyu Dayclubのステージに立ったマイリーは、全米2位を獲得した「Party in the U.S.A.」の渾身のパフォーマンス中に、楽曲の詞を「Free Britney, Free Britney!」に変えて歌ったとTMZが伝えている。

 元の歌詞は「The taxi man turned on the radio, he turned to me and said, 'a Jay-Z song was on'(タクシーの男性運転手がラジオをつけて、私の方を向いて“ジェイ・Zの曲が流れてたから”と言った)」だが、“ジェイ・Zの曲が流れてたから”の部分を、彼女は「Free Britney, Free Britney!」と歌ったそうだ。その後、マイリーは集まった観客に対して「私たちはジェイ・Zが大好きだけど、今はこのビッチを解放しないと。(この問題は)私をファッキン・イライラさせてるよ!」と述べた。

 マイリーが、#FreeBritney運動に賛同したのは、これが初めてではない。今年2月に行われた【第55回NFLスーパーボウル】のTikTokプレ・イベントでは、同じく「Party in the U.S.A.」のパフォーマンス中に「私たちはブリトニーを愛している」と叫んでいた。このパフォーマンスの直前には、一躍スターダムにのし上がった一方で、成年後見制度下に置かれた被保佐人状態が長年続いているブリトニーの法廷闘争の内情に焦点を当てた約1時間のドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が公開されていた。

マイリー・サイラス、「Party in the U.S.A.」のパフォーマンス中に#FreeBritney運動を支持