スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、5日の記者会見でMFパブロ・サラビアがイタリア代表戦に出場できないことを発表した。

ユーロ2020のグループステージ第3節のスロバキア戦で1ゴール2アシスト、ラウンド16のクロアチア戦では殊勲の同点弾を決める活躍を見せていたサラビア。しかし、2日に行われた準々決勝のスイス戦では前半のみの出場に終わっていた。

その後、右内転筋に軽度の損傷を負ったことで3日のトレーニングへの不参加が報じられており、この度、6日に控える準決勝のイタリア戦の欠場が確定した。

エンリケ監督は記者会見で「サラビアは出場できないが、彼以外の選手は全員コンディションが良い」とコメント。また、DFアイメリク・ラポルテについては「昨日はジムでリカバリーメニューをこなしていたため、全体トレーニングには参加していない」と言及している。

2大会ぶりの欧州制覇を目指すスペイン代表。ここまで好調だったサラビアの欠場は大きな痛手になりそうだ。

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