全国映画動員ランキング発表!(7/3-7/4)

映画動員ランキングTOP10を画像で見る

興行通信社が7月3日(土)、4日(日)の全国映画動員ランキングを発表しました。

今週は『ゴジラvsコング』など新作2本がランクインしています。先週のTOP3『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『キャラクター』は何位になったのでしょうか?

10位『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』

やなせたかしの絵本を原作にした人気アニメの32作目です。

戸田恵子中尾隆聖らレギュラーメンバーに加えて、ゲスト声優に深田恭子、アンタッチャブルの山崎弘也が出演。監督はこれまでも数多く『アンパンマン』を手掛けてきた川越淳。

あらすじ:雨や虹を作る雲を町に配って旅する“雲の国”。そこで生まれた雲の赤ちゃんは、ドキンちゃんに"フワリー"と名付けられる。その頃、謎の汚れにより飛べなくなった雲の国の長老は、アンパンマンたちに助けを求めるが、ばいきんまんが発明した黒い雲が暴走し……。

9位『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』

世界中で愛されてきたビアトリクス・ポターによる絵本を実写映画化した『ピーターラビット』の第2弾です。

前作に引き続きピーターの声をジェームズ・コーデンが演じるほか、ドーナル・グリーソン、ローズバーンらオリジナルメンバーが続投。監督もウィル・グラックが続投です。

日本語吹替版は、千葉雄大ピーターを、湖水地方を飛び出したピーターが都会で出会うバーナバスを哀川翔が演じています。

あらすじ:画家のビアと恋人マクレガーが結婚式を挙げた。しかしマクレガーに叱られる日々にうんざりしたウサギピーターは、故郷の湖水地方を飛び出してしまう。都会にやってきたピーターは、彼の父親の親友だと称するバーナバスと出会い、盗みのスキルを教わることに。

8位『名探偵コナン 緋色の弾丸

公開12週目に入った『名探偵コナン』は先週9位からワンランクアップ。

累計では観客動員519万人、興行収入72億円を突破し、歴代興行収入ランキング89位に。

本作の監督は前作『~紺青の拳フィスト)』も手掛けた永岡智佳。声の出演は高山みなみ山崎和佳奈小山力也池田秀一らおなじみのメンバーに加えて、浜辺美波がスペシャルゲストとして参加しています。

あらすじ:世界最大のスポーツの祭典“ワールド・スポーツ・ゲームス”が東京で開催されることに。開会式にあわせて名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で、企業のトップが相次いで拉致される事件が発生。この一筋縄ではいかない事件の解決に、コナンが挑む。

7位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

機動戦士ガンダム生誕40周年を記念して制作された、宇宙世紀の新たな100年を描く“UC NexT 0100”プロジェクトの第2弾です。

ガンダムの生みの親、富野由悠季の同名小説を原作に、地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアの運命を描きます。

声の出演は小野賢章上田麗奈諏訪部順一ほか。監督は『虐殺器官』の村瀬修功。

あらすじ:第2次ネオ・ジオン戦争の終結から12年後、世界は変わらず軍事衝突が多発。さらに地球連邦政府の腐敗が混乱に拍車をかけていた。そんな中、腐敗を正そうとする反地球連邦政府組織“マフティー”は、地球連邦政府高官を暗殺するテロ行為を繰り返していた。

6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

公開17週目に突入した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、累計で観客動員639万人、興行収入97億円を突破しており、歴代興行収入ランキング39位に。

エヴァの生みの親である庵野秀明が総監督を、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏が監督を務めた本作。声の出演は緒方恵美林原めぐみ宮村優子ほか。

あらすじ:ミサト、マリらWILLEのメンバーはパリの市街地で封印されていた旧ユーロNERVを復旧させる作戦を開始。妨害に遭うが撃退し、パリ市街は元の姿をとり戻す。一方、シンジアスカ、アヤナミレイ(仮称)は荒廃した町を歩き続け、ある村にたどり着く。

TOP5には新作が2本ランクイン!

5位『キャラクター』

公開4週目の『キャラクター』は、累計が観客動員81万人、興行収入11億円を突破しています。

浦沢直樹監督作品のストーリー共同製作者として携わった長崎尚志によるオリジナル脚本を、『世界から猫が消えたなら』の永井聡がメガホンを取り映画化。殺人鬼と出会ったことで、数奇な運命を辿る漫画家の末路を描きます。

共演は、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseほか。

あらすじ:漫画家として売れることを夢見る山城圭吾は、お人好しという性格が災いして悪役を描けず、アシスタントの日々を送っていた。ある日、スケッチに出かけた彼は、とある一軒家を見つけ足を踏み入れる。そこには無残に殺された4人家族と、ひとり佇む男がいて……。

4位『るろうに剣心 最終章 The Beginning

公開5週目の『るろうに剣心』後編は、累計では観客動員141万人、興行収入20億円を突破です。

本作では「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎が描かれます。出演は佐藤健有村架純高橋一生ほか。監督は引き続き大友啓史が務めました。

あらすじ:動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダーである桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍し、最強の人斬り“緋村抜刀斎”として恐れられていた。そんな折、暗殺の現場で若い女・雪代巴と出会った彼は、幕府の追手から逃れるため一緒に農村へ身を隠すが……。

3位『七つの大罪 光に呪われし者たち』

累計発行部数3700万部を突破する人気コミックの劇場版アニメが初登場3位にランクインです。

初日から3日間の累計では観客動員9万8000人、興行収入1億2200万円を記録。

本作は、原作者の鈴木央が描き下ろしたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた完全新作オリジナルストーリーで、梶裕貴雨宮天久野美咲らお馴染みのメンバーが総出演。監督は『図書館戦争 革命のつばさ』やTVアニメ『テニスの王子様』などを手掛けてきた浜名孝行が務めています。

あらすじ:7人の大罪人による騎士団“七つの大罪”の戦いにより、世界は平和と秩序に保たれていた。だがある日、忽然と姿を消したダリアとダブズを先頭に、妖精族と巨人族の軍勢が押し寄せ、混沌の世界へと変えてしまう。敵陣に立ち向かうべく、大罪人たちが再集結する。

2位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋

岡田准一主演の大ヒットアクション第2弾。

公開3週目の土日2日間で観客動員8万9000人、興行収入1億2700万円を記録しており、累計では観客動員71万人を突破、興行収入は間もなく10億円に達すると発表されています。

殺し屋を休業し、一般人として生活していた男が因縁の相手と再び対決していく様を描きます。木村文乃佐藤浩市山本美月安田顕らおなじみの出演者に加え、堤真一平手友梨奈安藤政信ら新たなキャストが出演。監督は前作に引き続き江口カンが務めます。

あらすじ:伝説の殺し屋ファブルは、ボスから一年間誰も殺さぬよう命じられ、“佐藤アキラ”の偽名を使い一般人として生活していた。一方、街で暗躍する最強の男・宇津帆は凄腕の殺し屋・鈴木とともに、かつて自分の弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

1位『ゴジラvsコング

ゴジラキングコングが対決する『ゴジラvsコング』が初登場で首位に立った。

土日2日間で観客動員29万3000人、興行収入4億6400万円を記録。

客層は7割以上が男性客ながらも、前作を上回る比率の女性も集客しており、初日から3日間の累計では観客動員39万人、興行収入6億円を突破する好スタートをきった。

本作は『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』などの世界観をクロスオーバーさせた“モンスター・ヴァース”シリーズの第4作。

出演はアレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホールの他、小栗旬ハリウッド作品初参戦を果たしている。監督は『サプライズ』『ブレア・ウィッチ』などホラー/サスペンス作品で注目のアダム・ウィンガード

あらすじ:モンスターの戦いによって壊滅的な被害を受けた、地球。特務機関“モナーク”は、未知の土地で危険な任務に挑み、巨大怪獣の故郷の手がかりを探っていた。そんな折、ゴジラが再び深海から姿を現し、人類は対抗措置としてキングコングを引き出そうとするが……。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)

1位『ゴジラvsコング
2位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋
3位『七つの大罪 光に呪われし者たち』
4位『るろうに剣心 最終章 The Beginning
5位『キャラクター』
6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
7位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
8位『名探偵コナン 緋色の弾丸
9位『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』
10位『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』

今週末は『劇場編集版 かくしごと ーひめごとはなんですかー』『シャイニーシュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』『東京リベンジャーズ』『83歳のやさしいスパイ』『ハニーレモンソーダ』『100日間生きたワニ』『ブラック・ウィドウ』『ライトハウス』などが封切られます。

『ゴジラvsコング』 ©2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.