子供を授かった夫婦が出産間近となり、記念にとプロの写真家にお願いしてマタニティーフォトを撮影することに。撮影は家族同線にかわいがっている馬たちが集う野外で行われた。
すると、1頭の馬がカップルの隣にやってきた。カメラマンが「笑って!」と促すと、真っ先に馬が幸せそうな笑顔を見せてくれたのだ。
最高のリアクションをしてくれてた馬のおかげで、思い出深い極上の記念写真となったようだ。
インディアナ州在住のアマンダ・エクスタインさんと、パートナーのフィリップ・ウェルナーさんは、アマンダさんが出産まで間もないということで記念にマタニティーフォト撮影を行った。
オハイオ州を拠点に活動している写真家クリステン・ザフィーロさんは、カップルの要望に応えて、馬たちがいる場所での撮影を試みた。カップルは複数の馬を飼育しており、彼らは家族同然だったからだ。
緑溢れる木々に集う馬たちを背景に撮影を開始したところ、1頭の白い馬が近づいてきた。
アマンダさんの後ろに立って大きなお腹をやさしく包み込むようにしてポーズを取ったフィリップさんの真横にやってきたのは来たのは、テネシーウォーカー馬の「バックショット」(12歳)である。
バックショットも撮影に参加したかったようで、いいアングルに収まって、カメラ目線でお澄ましをして見せた。
だがこれだけではなかった。更にバックショットは最高のリアクションを見せてくれることとなる。
満面の笑みを見せた馬に大爆笑
カメラを構えるクリステンさんがカップルに向かって「笑って~」と声をかけたところ、真っ先に反応したバックショット。 口を開け、ニッカリと歯を出して満面の笑顔を見せてくれたのだ。
バックショットのあまりにも完璧なスマイルのポーズに、クリステンさんは思わず大爆笑。フィリップも笑いが止まらなくなった。
アマンダさんによると、おどけた笑顔でみんなを和ませてくれたバックショットは、普段からイタズラ好きで、よく笑わせることをやってくれるのだそうだ。
今回も、皆を笑わせにかかっているバックショットの笑顔はどんどんユーモラスになってきて、アマンダさんは「またバックショットが皆を笑わせにかかってるわ」と思ったという。
バックショットの素晴らしいリアクションと笑顔のおかげで、マタニティーフォトはより一層特別なものに仕上がった。主役は誰がどう見ても馬だけど。
クリステンさんが、これらの写真を自身のFacebookに投稿すると、多くのユーザーらから「最高!」「笑ってしまった」「カップルの記念撮影をすっかり自分のものにしちゃったね!」「これこそ奇跡の1枚と呼べるものだよ」と大きな注目を集めた。
ちなみに、この撮影から2週間後に元気な男児を出産したアマンダさん。今度は生まれた男児と9歳の娘エイヴァちゃん、そして馬たちと家族そろっての記念写真撮影をする予定だ。
反響を呼んだマタニティーフォトにおいては、「みんなを喜ばせる結果になって嬉しい」と話しているという。
written by Scarlet / edited by parumo
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