東京エレクトロン デバイス株式会社(横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之 以下、TED)は、TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA, INC.が開発した、物流倉庫の自動化・効率化をサポートするシステム「HAKO-FLO(ハコフロ)」を、2021年7月7日より、日本国内のお客様倉庫において省人化やコスト低減を可能にする物流管理サービスの実証実験を開始します。
URL: https://www.teldevice.co.jp/product/tedai_hakoflo/focus.php#focus_1

                     <システム概要図>

■物流管理システム開発の背景
物流倉庫においては、荷物の保管や出庫にかかわる多くの業務を人手によるマニュアル作業で管理しているケースがあります。そこでは荷物の取り間違えや、取り間違えによる戻し費用の発生などの問題だけでなく、在庫数量の正確な把握、棚や倉庫内の空きスペースの有効活用、人員不足による配送遅延の解消や人件費の抑制など、現行の在庫管理ソフトウェアを使用している場合でも、解決しなければならない課題が多いのが現状です。近年のインターネット通販市場規模の急増とともに物流量が増大する中、マニュアル作業を削減し、既存の倉庫管理システムの改修コストをかけずに、効果的な運用へのシフトが求められています。

■「HAKO-FLO(ハコフロ)」実証実験の概要
物流管理システム「HAKO-FLO(ハコフロ)」の実証実験では、ユーザーがお使いの既存システムで発生する入荷時や出庫時の『計測』、『検品』、『在庫管理』、『棚卸』、インボイス作成や帳票ラベルなどの『書類作成』の5つの業務を、クラウドやオンプレミスで提供する専用のソフトウェアで管理します。これにより、人手のかかるマニュアル作業を見直し、自動化することで適切な人員配置につなげます。

また、既存のシステムと連携することでサービスの一部だけでも利用可能で、倉庫作業に合わせ最適な形に組み合わせた運用を可能にします。これによって、倉庫業務におけるさまざまな課題を解決し、効率化を実現します。

詳細はこちら:https://prtimes.jp/a/?f=d10609-20210705-8279.pdf

■HAKO-FLO 主なサービス
(1)RFID  箱の情報を端末で素早く計測、受入れや棚卸業務を効率化
   参考動画

(2)LIDAR センサー内蔵タブレットで入荷する箱の大きさを自動計測
(3)Eye   在庫数、箱の位置スペースをAIで自動検知し、作業者に通知
(4)Tracking 箱の状態、場所を受け入れから出荷まで追跡(現在開発中)
(5)Cloud  箱に関するあらゆるデータをストレージ・シェアし、「見える化」(現在開発中)

TEDは今後、お客様の物流倉庫システムの課題を解決する新たなサービス機能を追加し、最適なソリューションの提案を推進してまいります。


【東京エレクトロンデバイス株式会社について】
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL:https://www.teldevice.co.jp/

<本件に関する報道関係からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社 総務部広報グループ 堀田・山下
Tel:045-443-4239、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム:https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php

<製品に関するお客様からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社
グローバルセールス統括本部 営業本部 第一営業部 中村
お問い合わせURL: https://www.teldevice.co.jp/product/tedai_hakoflo/contact.php


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