貨物列車でJR山陽線を行く、くまなく・たびにゃん

JR西日本岡山支社JR貨物岡山支店、それにJR貨物グループの水島臨海鉄道という岡山エリアの鉄道事業者3社が、ツイッターを活用した鉄道のイメージアップ作戦を展開している。貨物列車の車掌車両に乗って、旅を楽しむのはJR岡山支社の公式キャラクター「くまなく・たびにゃん」と、鉄道貨物協会の公式キャラクター「エコレールマークちゃん」だ。

JR岡山支社の取り組みやニュース、岡山・備後エリアの魅力など、さまざまな情報を発信して大活躍のキャラがくまなく・たびにゃん。今回、売り込むのは開業130周年を迎えたJR山陽線三石―尾道間だ。神戸方から線路を延ばした山陽線は、1891年に三石から岡山に到達。その年のうちに倉敷、笠岡、福山、尾道と、岡山と広島の県境を越えた。

ツイッター動画によるPRは、貨物、旅客の垣根を越えた岡山の鉄道の話題づくりを目指して、3社が共同で企画。JR岡山支社や水島臨海鉄道の公式ツイッターで、2021年6月には20秒前後の動画3本とメイキングの静止画像が相次いで公開されている。

水島臨海鉄道によると、動画は本サイトでも紹介済みの新型機関車・DE200-601形の導入時、機関車に水島臨鉄所属の車掌車(貨車)のヨ8000を連結して撮影された。撮影区間は、水島臨海倉敷貨物ターミナル~JR岡山貨物ターミナル間で、貨物列車とすれ違う様子などが見られる。

検索は「#JR貨物 #JR西日本岡山支社 #水島臨海鉄道」などで。初めての貨物列車の旅を楽しんだ、くまなく・たびにゃんは、「これからも地域に愛される、山陽線となるよう努めていきます!」とコメント。

文:上里夏生
(画像:水島臨海鉄道公式ツイッターから)