局長・松本人志が率いる、たむらけんじ田村裕、橋本直ら探偵たちが、依頼人からの寄せられた依頼を調査し、解決する「探偵!ナイトスクープ」(毎週金曜夜11:17~深夜0:12、ABCテレビ)。7月9日(金)放送回では、「夢の中で届いた岩田君からの手紙」「センちゃんにもう一度会いたい」「50年前についたウソを謝りたい」の3本の依頼を紹介する。

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■夢の答え合わせをするため、石田が奔走!

最初の「夢の中で届いた岩田君からの手紙」は、72歳の埼玉県の男性からの依頼で、石田靖が担当。今から55年前、当時高校3年生だった依頼者は、夏休みに友人二人と埼玉から自転車旅行に出掛け、神奈川茅ヶ崎海岸で岩田君という少年と出会った。その彼も、兵庫の姫路から自転車旅行で来ており、同学年ということもあり意気投合した一同は、一緒にテントで1泊し、次の日に別れた。しばらくして彼からその時に撮った写真が届いたものの、以後は疎遠になってしまったという。

その後、依頼者が還暦を迎えた12年前のある夜、夢に突然岩田君が現れ、その夢は彼から手紙が届いたという内容だった。手紙には、地元の市役所に勤めているという旨と、60歳になった岩田君とその家族写真、趣味に関する2枚写真が同封されていた。あまりにもはっきりした夢だったこともあり、気になった依頼者は、当時の彼の住所に手紙を出したのだが宛先不明で返ってきてしまった。

石田は、依頼者の「岩田君にもう一度会って夢の内容は本当なのか確認したいので、彼を捜してほしい」という依頼の調査で奮闘する。

■母がべたぼれだった子犬の行方は…

「センちゃんにもう一度会いたい」は、京都府の男性からの依頼。3年前、近所のペットショップで触れ合ったセントバーナードの子犬を見つけてほしいというもの。

その子犬は「センちゃん」と呼ばれており、とても人懐っこく、かわいらしい姿に母はすごく気に入りベタぼれだったのだが、自宅のマンションでは犬を飼うことが禁止されており、母はそれ以来、毎日のように子犬のところに通い、その子犬が別のペットショップへ移動になった後も、その店舗へ2時間以上かけて通うほどの溺愛ぶりだった。

そんなある日、子犬の姿がペットショップからいなくなり「どこかの家族になったんか…」と母はとても落ち込み、“センちゃんロス”に陥った。あれから2年経った今でもスマホの写真を見つめては「また会いたいなぁ~」とつぶやいている。「母をもう一度『センちゃん』に会わせてもらえないだろうか」という願いをかなえるため、澤部佑が調査を開始する。

■半世紀前の冤罪事件を調査!

和歌山の54歳女性からの依頼「50年前についたウソを謝りたい」。依頼者の女性は、50年前に通っていた保育園で、廊下にある鉄の柱に自分で手をぶつけ、右手の小指を骨折してしまった。泣きながら先生のところに行く途中、走ってきたツトム君とすれ違った際に、痛めた手がツトム君に軽く触れてしまい激痛が。その後、あまりの痛さで先生に上手く説明できなくなり、当時の依頼者は「ツトム君にやられた」ととっさに大うそをついてしまった。

「僕、知らない! 僕、知らない!」と泣き叫びながら必死に訴えるツトム君の、ものすごい形相とあの声が今も頭から離れないという依頼者。そんなツトム君は、保育園を卒園する前にどこかへ引っ越してしまった。そこで竹山隆範が、ツトム君に謝罪するべく自分なりに何十年も捜しているが見つけられないという依頼者に代わり、彼の行方を追う。

7月9日(金)放送の「探偵!ナイトスクープ」は、「夢の中で届いた岩田君からの手紙」「センちゃんにもう一度会いたい」「50年前についたウソを謝りたい」の3本の依頼が登場/(C)ABCテレビ