坂本比叡山口行きも1時間3本に半減です。

利用客の減少に伴い

京阪電気鉄道は2021年7月9日(金)、全線で減便を中心とするダイヤ変更を9月25日(土)初発より行うと発表しました。

大幅なダイヤ見直しの背景として、京阪では新型コロナウイルスの影響などで利用客が大きく減少しており、前前年比で土休日では38%、平日昼間は42%の減少となっています。また、夜間保守作業のための作業時間の確保も図られます。

京阪線は、10時~15時台周辺のパターンダイヤを変更。本線では1時間あたり特急6本が特急4本・快速急行2本となり、準急は6本から4本に減便となります。中之島線交野線宇治線は普通が6本から4本に減便となります。

その他、朝夕夜のラッシュ時の減便と、最終列車繰り上げ(最大約20分)が行われます。

全席座席指定の「ライナー」は朝4本・夕2本から朝5本・夕4本へ増発。また、快速急行でもプレミアムカーの運行が始まります。

石山坂本線では日中の列車の半分が近江神宮前折返しに変更。近江神宮前~坂本比叡山口間では10分間隔から20分間隔に減便されます。あわせて「学休期ダイヤ」が導入され、学校の春休み・夏休み・冬休みなどにあわせて、7時~9時台が減便されることとなります。

3000系電車を中心に運行される快速急行にも「プレミアムカー」が導入(画像:京阪電鉄)。