ガンバ大阪は9日、クラブの初代社長を務めた山田利郎氏が88歳で亡くなったことを発表した。

山田氏は1991年10月、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟に向けて、前身の松下電器サッカー部を基に取締役社長として新会社「松下サッカークラブ」を設立。1993年のJリーグ開幕を経て、1994年6月に退任するまでの約3年間にわたり、クラブの発展に大きく貢献した。

G大阪はクラブ公式サイトに「2021年7月7日、ガンバ大阪・初代社長の山田利郎さんが享年88歳でご逝去されました。生前のご厚情に深く感謝すると共に、謹んでお知らせいたします」と綴り、追悼の意を表した。

「Jリーグ発足時からJリーグ理念にある、地域に根ざす活動や青少年の健全育成に奮闘され、特にガンバ大阪アカデミーの基礎作りに尽力いただきました。その後、ガンバ大阪のアカデミーは数多くのプロ選手を輩出するまでになり、現在でもトップチームで多くのアカデミー出身の選手が活躍するなど、今日のガンバ大阪の礎を築かれました。ご冥福を心よりお祈り申しあげます」

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