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 現在11歳のハスキーとゴールデンレトリバーミックス犬であるゾーイさんは、6月24日に飼い主さんの敷地内に駐車されていたトレーラーの下に弱った子鹿がいることに気づいた。

 ゾーイさんの飼い主であるパットさんは地元の農家にケアのアドバイスを求め、子鹿が健康を取り戻したら農場に引き取って豊かな生活を過ごせるように計画をたてていたという。



Dog Cuddles Up With Ill Fawn Found Under Owner's Trailer

 偶然見つけた子鹿は、目にダニがたくさんついていて弱り切っているようだったという。「病気なんだとすぐ分かりました。」とパットさんは語っている。犬のゾーイさんと暮らしているパットさんだけれど、病気の子鹿のお世話はしたことがない。地元の農家に処置の仕方を教わって、目から虫取りして薬をうったあと、栄養豊富なヤギのミルクを与えて休養させたそうだ。その際に、ゾーイさんが子鹿の良い世話係になってくれた。そのワンシーンを撮影した動画がこちらだ。

 丸まっている子鹿のそばに寄り添いグルーミングをするゾーイさん
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 子鹿はゾーイさんのぬくもりが心地いいのかされるがまま
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 お世話ができてうれしそうな顔をするゾーイさん
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 その後二匹はお鼻とお鼻を合わせていた
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 出会った頃はぐったりしていたけれど、徐々に元気を取り戻した子鹿はバンビと名付けられた。この子鹿のためにパットさんは地元のレスキュー団体にいくつも電話をしたそうだ。しかし「シカは預かれない」と断られてしまった。そして努力の甲斐あって、ヤギを飼っているという農場にあずかってもらうことになった。しかし、バンビは農場に運ばれている道中に命を引き取ってしまったという。

 パットさんは、「ゾーイは今まであちこちの森で暮らしてきましたが、シカを見つけると追いかけたりしていました。しかしバンビと出会ってゾーイは変わりました。この話を投稿したのは、悲劇を言いふらしたかったわけではなくて、バンビとゾーイの間には確かに友情が存在したのだということを記録しておきたかったのです。」とコメントしている。

 パットさんはゾーイさんとバンビの様子をInstagramに何度か投稿している。

written by kokarimushi

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