福山雅治

歌手の福山雅治が、今月10日放送のラジオ『福山雅治 福ラジオ』(TOKYO FM)にて、一部の週刊誌に、モザイクがかかった子供の写真が掲載されたことに苦言。親として「とても恐ろしいこと」だと訴えた。

13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でもこの話題が扱われ、実業家の前田裕二氏のコメントが反響を呼んでいる。


■肖像権侵害への憤りよりも…

この問題について、福山が訴えた怒りや恐怖に共感したという前田氏。

肖像権を侵害していることに対する憤りよりも、その写真が誰かに秘密裏に裏で共有されて、もしかしたら誘拐されていまうかもしれない、子供にリスクが及んでしまうかもしれないことに対する恐怖を、何故自分たちが負わなきゃいけないんだ、という感覚」だと話す。


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■ネットで世界中に拡散されるリスク

IT社会となった現代では「(ネットの)掲示板に貼ろうと思ったら、悪意のある人が貼れてしまう」「そこに多分気持ち悪さを感じているんじゃないか」とも指摘。

前田氏は続けて、「僕は、この声を上げにくい問題に福山さんが声を上げてくださって、すごく共感してしまうというか、敬意を感じてしまう」とも語った。

■「出すことが正解」になる構造が怖い

また、前田氏は「記者側はビジネスなので、彼等からすると興味があるものを掲載すれば部数が伸びて、売上になるかもという想像があるはず」と切り出す。

たとえそれが肖像権を侵害していて、訴訟で負けたとしても「それに対するコストを負わなきゃいけないけども、そのコストが、諸外国に比べて日本は圧倒的に低い」ことを指摘。

「結局、ビジネスとしてリスク・リターンを考えたら、記者側にとって出すことのほうが正解だとなっている構造が、僕は結構怖いと思っていて…」とも語った。


■親の気持ちに寄り添った言葉に反響

親としての立場を想像し、その不安や恐怖心に寄り添った前田氏の言葉には、視聴者から多くの反響が。

ツイッター上では、「前田裕二さんのコメントにこれ以上ないほど100%同意」「私も媒体が紙からSNSになったことに恐怖と不快感があると思う」「どんな悪意に狙い撃ちされるか分からないし、大切なものを失った後じゃ遅いのです…」といったコメントが多数つぶやかれている。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

福山雅治が訴えた盗撮問題 『スッキリ』前田裕二氏のコメントが反響呼ぶ