株式会社クロススペースからの委託により、株式会社マイクロアドデジタルサイネージと株式会社ユニカが共同運営する「クロス新宿ビジョン」。2021年7月1日より仮放映された「巨大猫」の3D動画は、大きな反響をよび国内外に広く拡散されました。そして7月12日より、本放映がスタートしています。

3D動画広告に適した形状と立地

「クロス新宿ビジョン」は、150㎡超級で唯一の4K相当対応の大型街頭ビジョンです。奥行き感を感じやすい湾曲形状のスクリーンにより、インパクトの強い3D動画を放映できるのが特徴。JR新宿駅歌舞伎町を結ぶモア二番街の入口に位置する、1~3階がイベントスペースのビルの屋上(4階相当)に設置されています。

3D動画には立体的に見える角度が限られるという課題がありますが、湾曲スクリーンという形状と新宿駅東口広場が視聴位置になる立地によって、より多くの人が3Dで視聴することが可能です。

また、マイクロアドデジタルサイネージの広告出稿を一元的に管理するアドネットワークサービス「MONOLITHS(モノリス)」を採用し、各種外部データと連動した放映ができることもポイント。「ユニカビジョン」をはじめ、新宿の主要サイネージと連動した放映にも取り組みやすい体制を構築しています。

さらに、通り向かいにある関係会社所有建物に設置したカメラからのYouTubeライブ配信やVRカメラによるYouTube配信ライブ配信を実施。これまでの街頭ビジョンにはない配信手法で、新たな視聴者の獲得を狙います。

今後の展開

仮放映された「巨大猫」の3D動画に対し、Twitter上ではその迫力やリアルさに驚く声が続出し、新たな広告手法への期待の声も見られました。

しかし、放映回数が多い「おしゃべり編」は約15秒と短いため、スマートフォンなどでの撮影が間に合わず、放映待ちをする視聴者が多かったようです。そこで7月12日からは、緊急事態宣言を受け7時~20時までの放映時間内で30秒~4分おきに放映すると共にTwitterで放映時間を告知するなど撮影待ち観覧者数抑制対策を実施します。ちなみに、本来は深夜1時まで放映予定。

また、現在制作中の巨大猫3D動画「無重力編」をより長い映像にしたり、各種3D動画をまとめて長尺にしたりといった対策も実施予定のようです。

今後、下層階イベントスペースとの連動プロモーションやビジョンサイズの拡張なども検討しているようで、あっと驚く斬新な広告の登場に期待が高まります。

PR TIMES

(文・Higuchi)