アトレティコ・マドリーの新戦力であるアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(27)が、移籍の喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

デ・パウルは母国のラシン・クラブでプレーした後、2014年夏にバレンシアへ移籍。しかし、バレンシアで主力の座をつかむことはできず、レンタル移籍を経た後で2016年夏にウディネーゼへ完全移籍となった。

ウディネーゼでは中心選手として活躍を見せ、公式戦通算184試合34ゴール36アシストの成績を記録。攻撃的MFとしての打開力、ラストパスなどを評価される形となり、12日にアトレティコが移籍金3500万ユーロ(約45億8000万円)を支払って獲得した。

移籍後初のインタビューに応じたデ・パウルは、ラ・リーガ王者のクラブに移籍できた喜びを表明。また、同胞であるディエゴ・シメオネ監督の指導を受けられる期待感についても語った。

「とても幸せだ。ラ・リーガの王者に加わることになり、その責任の重さを実感している。これは僕のフットボール人生における大きなステップだ。しかも、コパ・アメリカを制覇した直後というタイミングでの加入だよ。すべての期待に応えるための力が湧いてくるね」

「僕はフットボール対して情熱を持っている。スペインプレーした経験もあるから、アトレティコのことはよく知っているんだ。もちろん、スペインプレーしているすべての友人や同僚についても、数え切れないほど知っているよ」

シメオネ監督の下で働ける機会を得られてとても嬉しい。第一に、彼がフットボール界でも歴代最高の監督の1人であることが大きいね。僕はサッカーが大好きで、毎日の生活の一部になっている。だから、シメオネのような優秀な監督が指導してくれることは特権だと思っている」

「加えて、同胞としての誇りも感じているよ。彼の指揮下に入ることを楽しんでいる。なぜなら、僕は彼がアルゼンチン代表のシャツを着てプレーする姿を見ながら、ここまで成長してきたからね」

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