エンゼルス大谷翔平メジャーリーグオールスターの「前夜祭」として行われたホームランダービーに出場。

結果は惜しくも1回戦敗退となったものの、随所でファンを沸かせる「エンターテイナーぶり」を見せた。

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 出場8選手のうちトップの本塁打数を誇る大谷は、第1シードで出場。1回戦でナショナルズフアン・ソトと対戦した。

先攻のソトは、序盤から順調にスタンドに叩き込み、ボーナスタイム1分を経て22本でフィニッシュ。

一方の大谷は、スタートから1分間でわずか1本と、なかなか調子が上がらない。だが、ここで終わらないのが世界を魅了するスーパースターだった。

1:40経過時点で一度タイムアウトを挟み、その後は徐々に調子を上げ、持ち時間の3分間を終了して計16本。この時点でソトとは6本差だった。

その後、迎えた1分間のボーナスタイム。残り10秒まで2本差だったものの、驚異の粘りでソトの22本に並んだ。

そして両者1分間の持ち時間で行われた延長戦。先攻のソトは6本を放ち、計28本に。

一方大谷は、最初の10秒こそホームランがなかったものの、その後巻き返しをはかって6本を放ち、またしてもソトの記録28本に並び、延長戦に持ち込んだ。

サドンデス制の延長戦では、3スイング中3本ともスタンドインさせたソトに対し、大谷はファーストスイングがミスショットに。大谷の敗戦が決まった。

惜しくも敗れたものの、驚異の追い上げを見せ、2度の延長戦に持ちこむなど、まさに「エンターテイナー」ぶりを発揮した大谷。

だが、今をときめくスーパースターはこれだけでは終わらない。

1回戦の試合前には元同僚のプホルス、途中のタイムアウト中にはチームメイトのトラウトから激励の電話を受ける様子が映し出されるなど、プレー以外でもファンを沸かせた。

明日のオールスターゲームでは、「1番・DH兼先発投手」と大谷のために作られた特別ルールで出場する大谷。一体この男はどこまでファンを魅了するのだろうか。

明日も大谷の「エンターテイナー」ぶりに期待したい。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

2度の延長戦&大物からの電話・・・HRダービー1回戦で敗退も、随所で見せた大谷の「エンターテイナー」ぶり