ローマは13日、ウルヴァーハンプトンからポルトガル代表GKルイ・パトリシオを獲得したことを公式サイトで発表した。

 現在33歳のルイ・パトリシオは母国のスポルティングCPでプロデビューを果たすと、長年に渡って同クラブで活躍を見せ続けた後、2018年にウルヴァーハンプトンへと移籍。プレミアリーグでもその評価を確立している守護神は、ポルトガル代表としてもここまで97試合に出場しており、2016年にはEURO優勝を経験。そして先日まで行われたEURO2020でも同代表のゴールマウスを守った。

 今季からポルトガル指揮官ジョゼ・モウリーニョ氏が就任するローマは、同胞のベテラン守護神と2024年までの3年契約を締結。移籍金は1150万ユーロ(約15億円)+出来高とされている。ルイ・パトリシオは加入に際し、「ローマビッグクラブだし、新たな挑戦だ」と意気込むと、指揮官の存在に関しても「ジョゼ・モウリーニョは世界最高の監督の一人だと言われている。彼と働き、チームのためにできることすべてをし始めることにワクワクしているよ」と口にしている。

ポルトガル代表としてEUROに出場したルイ・パトリシオ [写真]=Getty Images