ドルトムントが、PSVオランダ代表FWドニエル・マレン(22)獲得に迫っているようだ。ドイツスカイ』が報じている。

名門アヤックス・ユース出身のマレンは、一時アーセナルの下部組織に在籍していたものの、母国に戻ってPSVでプロデビューした。嗅覚や決定力に加えてゲームメイクもできるセンターFWで、昨季のエールディビジでは32試合で19ゴール8アシストを記録。ヨーロッパリーグや国内カップ戦も含めると、公式戦45試合で27ゴール10アシストと圧巻の数字を残した。

リバプールからの関心も伝えられている同選手は、今回のユーロ2020にも参戦し、グループステージのオーストリア戦と北マケドニア戦でアシストを記録。22歳ながら、すでに13キャップを持つ期待の若手だ。

他にも多くのクラブの獲得リストに挙がっていると言われていた中、ドルトムントが個人合意に達した模様。クラブ間では2500万ユーロ(約32億5000万円)の小切手を提示するドルトムントと、3000万ユーロ(約39億円)を要求するPSVとで差はあるものの、ドルトムントが最も獲得に近いとされている。

なお、ドルトムントPSV所属のU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケ(19)にも触手を伸ばしていたが、こちらのオペレーションは今夏は行われないようだ。

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