歌舞伎俳優の市川海老蔵7月13日、自身の公式YouTubeチャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」を更新。「【4年】母親の大事さ。やっぱり考えるよね。」というタイトルで、2017年に亡くなった妻・麻央さんの闘病生活時のことや、子供たちにとっての母親の存在を語り話題になっている。

【写真を見る】「宗教団体の勧誘が1日5件くらい」市川海老蔵、妻・麻央さんの闘病当時を語る

動画の序盤、海老蔵は「写真見てて思った。結婚してから2019年くらいまでの6年間で俺、めっちゃ老けたのよ」と発言。「最近はちょっと落ち着いたから若返りつつあるんだけど、やっぱりそれだけ精神的に来てたんだな…」と言い、麻央さんの闘病を隠していた当時のことを「本当に大変だった」と振り返った。

■「宗教の勧誘が1日に5件」麻央さん闘病当時を振り返る

海老蔵は、麻央さんの病気にマスコミが気付き始めたことで記者会見を開かないと行けない状況になった直後のことを次のように振り返った。「宗教団体の勧誘が1日に5件くらい…。一軒家暮らしはもうできないなと思った」。

その話を聞いたスタッフから「普通だったら病むよね?」と言われた海老蔵は「病むと思う。でも、幸い普通じゃないから!」と冗談混じりに反応。続けて「ただ傷ついたと思うよ。これ以上どうやったら傷つくのってくらい傷ついたから、強くはなったよね」と語った。

■「子供たちにとって母親がいないって…」4年経った今考える母親の大事さ

動画のラストで海老蔵は「俺はまぁなんとかなるよ…ただ子供たちだよね」とコメント。「風化しちゃいけないし、慣れちゃいけない。俺個人の意見だけど、親父がいない方が良いんじゃないかって…親父なんかいなくたっていいかなって思うんだよね。ごめんね。母親って何ものにも代え難いよ…。でも彼らは母の温もりを味わったことがないの。特に勸玄なんかはね。麻央は与えたかった人だから、本来獲れた温もりを…得られない…戻っちゃうよね気持ちは…」と続けた。

この動画を見た視聴者からは「海老蔵さんは日本1のパパです」「海老蔵さんが麻央さんを本当に大切にされてるのが伝わってきます」「きっと麻央さんの分も与えられてますよ」など激励のコメントが寄せられている。

市川海老蔵が自身のYouTubeチャンネルを更新/※ザテレビジョン撮影