ハンガリーの首都、ブダペストにほど近いモジョロードの町では民間企業が企画している軍事キャンプが行われている。参加資格は10~21歳までの少年少女だが、その多くは10歳から15歳までの少年だ。
ハンガリーでは1999年のNATO加入をきっかけに2000年より徴兵制を廃止している。それでもハンガリー王国時代の屈強兵士たちの憧れからか、この軍事キャンプは子供たちに大変人気があるという。
このプロジェクトのタイトルは「若い愛国者」である。
キャンプでは戦闘地を想定しており、参加者は軍用テントで寝食する。使用する銃は本物のAK-47などで、実弾をこめずに発砲する。催涙ガス攻撃などもあり、ガスマスクを装着して、本格的な戦闘訓練が行われるという。
Hungary: Patriotic Military Camp For Youth
ここで少年らは、かつて栄光に輝いていたハンガリーを夢みながら愛国精神を培っていくという。
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