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 ネコ科の動物に背後を見せてはいけない。野生の習性から襲い掛かってくる可能性があるからだ。その血はイエネコにもちょびっと引き継がれていて、これを利用してかわいいだるまさんが転んだゲームができる。

 じっと見をひそめていると、ソロリ、ソロリと近づいていくその様はかわいいにもほどがあるんだけど、これがライオンだとどうなるのか?

 では実際に見てみよう。

【画像】 あえてライオンに背中を見せてだるまさんが転んだ実験

NEVER TURN YOUR BACK ON A LION...unless You’re part of the Pride

 ちなみにこの男性とライオンの間には深い絆がある。信頼関係がきっちりと構築されているからできる実験なので、良い子のみんなはマネしちゃだめだ。って真似していいのはイエネコまでだ。

 でもって背後にライオンがいるのを知っている男性は、あえてその背中を見せることに。するとライオンは抜き足、さし足、ライオンレッグで男性に近づいてくる。

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 全く音を立てることなくその背後まで近づいてきたライオン

・合わせて読みたい→大型ネコ科の動物に背を向けるとどうなるのか?強烈な”だるまさんがころんだ”をされる

 さあどうなる!っと思ったら...

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 男性が指を立てて合図をし、ライオンは男性に抱き着きじゃれついて、ハッピーエンドとなった。男性の頭が齧り取られなくてよかったよぅ。

 ちなみにこの男性に見覚えはないだろうか?

 カラパイアで以前紹介した、全財産とキャリアを投げうって南アフリカに移住し、保護区を作って野生動物保護活動に取り組んでいる、スイスチューリッヒ出身のディーン・シュナイダーさん(28歳)だ。

 ディーンさんは、劣悪な環境の飼育下におかれていたり、密猟者に捕らえられ閉じ込められていたり、育児放棄された野生動物たちを保護区に受け入れ世話を続けている。

LIONS are Not Pets | LION Hurt Dean Schneider

[もっと知りたい!→]ライオンと人間に芽生えた深い絆。11歳のライオンとおじいさんの友情物語

 
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