バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテは、今夏新天地を求めることになるのかもしれない。19日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今回の報道によると、EURO2020デンマーク代表の一員としてベスト4進出に貢献し市場価値が高まっているというブライトバイテが、財政難に苦しむバルセロナの放出候補に挙がっているとのこと。同選手はプレシーズンキャンプを前に束の間のオフを楽しんでいるとされるが、ウェストハムやウルヴァーハンプトンなど複数のクラブから関心を寄せられているという。

 今夏、バルセロナはすでにFWセルヒオ・アグエロとFWメンフィス・デパイを獲得しており、前線の熾烈なポジション争いが予想されている。また同クラブは選手の給与面を新たに整備するべく、2020-21シーズンのラ・リーガで29試合に出場し2ゴール2アシストという成績に終わったブライトバイテを放出したいと考えているようだ。

 過去に「バルセロナの生活はとても快適で幸せを感じられている」と明言していたブライトバイテだが、果たして今夏新天地を求めることになるのだろうか。

デンマーク代表としてEURO2020でもプレーしたブライトバイテ [写真]=Getty Images