名古屋グランパスは20日、ポーランドのピアスト・グリヴィツェのポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(28)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「40」となる。

なお、入国日は調整中。また、入国後は所定の待機措置を経てチームへ合流予定となる。

シュヴィルツォクは、クラブを通じてコメントしている。

グランパスファミリーの皆さん、はじめまして。私が新たなストライカーです。グランパスのようなビッグクラブでプレーができて幸せです」

グランパスファミリーの皆さんと一緒に試合で勝ち続けたいと思います。スタジアムでお会いしましょう!クバ#40」

シュヴィルツォクは、ポーランドのポロニア・ビトムでプロキャリアをスタート。ドイツカイザースラウテルンへ2012年1月に完全移籍すると、2012年7月にピアスト・グリヴィツェへレンタル移籍。その後はポーランドに戻り、ザヴィシャ・ブィドゴシュチュやグルニク・ウェンチナ、GKSティヒ、ザグウェンビェ・ルビンなどでプレー。2018年1月にブルガリアのルドゴレツへと完全移籍した。

2020年8月にピアスト・グリヴィツェへとレンタル移籍すると、2021年7月にピアスト・グリヴィツェへと完全移籍。そのまま名古屋へと移籍することとなった。

エクストラクラサ(ポーランド1部)では、90試合に出場し42ゴール9アシストを記録。ヨーロッパリーグでも11試合出場し1ゴール1アシストを記録していた。まだ、ブンデスリーガでも6試合プレーしている。

U-20、U-21と世代別のポーランド代表を経験すると、2017年11月にポーランド代表デビュー。2018年のロシアワールドカップにはメンバーに選ばれず、その後はしばらく代表に招集されていなかったが、今夏のユーロ2020に出場。グループステージ第3節のスウェーデン代表戦に途中出場していた。

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