動きの遅い台風6号の影響で、沖縄では大荒れの天気が長く続く見込みです。先島諸島を中心に長時間、暴風の状態が続くだけでなく、24日(土)にかけて総雨量がかなり多くなるおそれがあります。暴風や高波に厳重な警戒が必要で、雨の降り方によっては今後、大雨への警戒も必要になりそうです。

西日本から北日本は、22日(木)も晴れて、西・東日本は厳しい暑さの続く所が多いでしょう。内陸を中心に35℃以上の猛暑日となる所があり、午後は山沿いを中心に夕立が起こりやすい見込みです。局地的に、激しい雷雨となるおそれがあるため、落雷や突風に注意が必要です。また、こういった雷雨から少し離れているような場合でも、川では急に増水するおそれがあるので要注意です。

気象予報士・高橋 和也)

21日午後5時の台風6号の推定位置と24時間進路予想。