横浜FCは21日、オランダ人DFカルフィン・ヨン・ア・ピン(35)の契約満了を発表した。
クラブの発表によると、ヨン・ア・ピンは7月31日で契約満了となる。
ヨン・ア・ピンはオランダのフォレンダムやヘーレンフェーン、フィテッセでプレー。2011年に清水エスパルスに完全移籍で加入すると、2016年にFC町田ゼルビアへと移籍。2017年から横浜FCでプレーしている。
横浜FCではJ1で6試合、J2で147試合4得点を記録。J2時代はレギュラーだったが、J1昇格後は出場機会が減っていた。
ヨン・ア・ピンはクラブを通じてコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さん。まず、私自身の口から皆さんに伝えたく、クラブの了解を得て先立って私の個人のSNSでお伝えさせてもらいました」
「私がクラブに来た5年前は横浜FCはリーグの順位も良い状態ではありませんでした」
「イバが加入し、自分が加入し、ジョン、レアンドロが来たことによって、日本人のザト(中里崇宏)、ノム(野村直輝)、謙介(佐藤謙介)たちと一緒に良い時代を築くことができました」
「僕たちが、チームが強くなることでマサ(田代真一)や伊野波(伊野波雅彦)など良い選手が集まるようになり、次の世代の光毅(斉藤光毅)や克(中山克広)に影響を与え、チームのレベルもアップしJ1に昇格することができました」
「私はいつもこの時の美しいサッカーを忘れることができず、思い出します。J1に昇格し美しいサッカーを展開でき、自分のキャリアの中でもとても良い時期でした。ファンのみなさんも同じ想いでいてもらえると嬉しいです」
「本当はもう少し良い形でクラブを去りたかったけど、残念なことに怪我をしてしまって、せっかくJ1に昇格したのに非常にもったいないと感じています」
「今は怪我をする前のコンディションまで回復していますが、時間がかかりすぎてしまい、チームの力になることができなかったことを悔やんでいます」
「今はもう良い時代を築いた選手たちの多くが去ってしまい、自分も去るタイミングがやってきました」
「この先まだ何も決まっていないですが、自分が満足するものを見つけたいし、それがサッカーであることを願っています。サポーターのみなさん、今まで本当にありがとうございました」
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