女優・天海祐希が主演を務めるドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)の第2話が7月15日に放送され、世帯平均視聴率13.4%と初回に続いて高視聴率をキープした。座長・天海祐希のアニキっぷりにも、ますます大きな注目が集まっている。

 このドラマは、2014年にスタートした人気刑事シリーズの第4弾。これまでもシリーズ初回の犯人役には、三田佳子や浅野温子など大物女優が登場してきたが、今シリーズでは初回、第2回とハリウッド進出も果たしている桃井かおりが登場。19歳で学生運動の伝説と言われた“黒い女神”が、50年の潜伏を経て突然ハイジャックを起こす大國塔子役を演じた。

 第2話では、大國が取調室でいよいよ真壁有希子(天海)と対決。2人の申し出を受けて、取り調べのシーンは激しいアドリブの応酬も飛び出す中、一発本番で撮影され、撮影を終えた2人は熱い抱擁と握手を交わしたという。

「収録を終えた桃井は、天海との撮影を終えて『桃井かおり史上、最高の女優』とした上で『“アニキ”みたいなところがあって、すごく支えてくれる』『すっかり惚れてしまいました。だから、昨日交際を申し込んだんですよ』と話すと、天海は『交際期間がめんどくさかったので、すぐに“結婚してください”ってお答えしました』と発言。桃井演じる大國はドラマの中で『国の金でご飯食べて、生き延びてやる』と言い放つシーンもあり、2人のバトルはまだまだ続きそうです」(女性誌記者)

 天海祐希の“アニキ伝説”は、今に始まったことではない。2016年に始まったスペシャル番組「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」シリーズ(フジテレビ系)では、天海がスナックのママ、石田がチーママを演じているが、そこでも石田が天海に向かって「アニキ」と話しかけ、天海にたしなめられる場面も。さらに2019年に公開された映画「最高の人生の見つけ方」で天海と共演した国民的大女優・吉永小百合ジャパンプレミアに登壇した際、「撮影中はずっと兄貴について行きました。本当に頼もしく格好いい方」とコメントしている。

「天海は宝塚歌劇団を退団後、父親が石原裕次郎ファンだったことから、石原プロモーション入りを希望。ところが石原プロには女優がいなかったため、実現しませんでした」(芸能ライター)

 もし実現していたら、舘ひろしと派手なアクションシーンを繰り広げていたかもしれない?

(窪田史朗)

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