Electronic Arts10月22日(金)に発売を予定している次世代FPSバトルフィールド 2042』に関するモードバトルフィールドポータルの詳細を明らかにした。

 『バトルフィールド 2042』のプラットフォームはPS4PS5Xbox OneXbox Series S/X、PC。価格は未定。

■次世代FPS『バトルフィールド 2042』の概要と世界観

 『バトルフィールド 2042』は新世代の『バトルフィールドシリーズ最新作となり、PS5Xbox Series S/Xの次世代機ハードウェアの持つ最先端技術により、大規模破壊のある近未来の全面戦争へとプレイヤーをいざなう。次世代機ならびにPCならば最大128人のプレイヤーが戦いを繰り広げるマルチプレイヤーバトルという、かつてないスケールの体験が可能となる。

 舞台は2042年、転換期を迎えた世界。食料、エネルギー、清潔な水の不足により、多くの国は崩壊して人類史上最悪の難民危機に陥っていた。帰る国のない者たち、あるいは指導者のいない人々のなかには家族、農民、エンジニアや兵士がいる。この危機のさなか、アメリカロシアは世界を全面戦争へと突入した。放浪者であるスペシャリストが両サイドにつき、ひとつの旗の下ではなく、属する国のない新たな世界の未来ために戦いへと赴く。

 本作は大きく分けて3つのゲームモードがあり、それが「全面戦争」「ハザードゾーンバトルフィールドポータルだ。

 すでに「全面戦争」詳細が明らかになっており、次世代機およびPCにて「64vs64」の128人の大規模戦闘が可能となる。韓国、シンガポール、ギアナ、インドエジプトカタール、南極のマップが存在することが発表されており、大都市で竜巻が巻き起こったり、ロケット発射場でバトルを繰り広げるなど、多彩な戦闘が楽しめるものとなっている。

 次に「ハザードゾーンだが、こちらはいまだに詳細が不明。分隊を組んで危険地帯に降り立ち、かつてないハイリスクで「いちかばちか」のゲーム体験ができるという。軍隊の機密な連携が必要で、さらにバトルロイヤルではない」と明言されている。続報を待ちたいところだ。

■新モード「バトルフィールドポータル」――プレイヤーが戦場を自由にカスタマイズして、シェアできる新機能

 そして今回、詳細が明らかになったのがバトルフィールドポータルだ。これはゲームルールデスマッチなど)、軍隊(兵士、武器、ビークル)、HUDマップ規模などをプレイヤーが自由にカスタマイズし他のプレイヤーシェアできる、コミュニティ主導型の新モードとなる。

 たとえば「25人のスナイパーチームvs5人ショットガンチーム「1人vs127人」など非対称な対戦を作ることができるし、フレンドリーファイアをオン/オフ、一部の兵士をオフにしたりと戦闘に制限を加えることもできる。

 また「ショットガンだけ体のダメージを4倍」、「HUDのミニマップはあるチームには使えて、違うチームには使えない」、「ミニバックスナイパーチームには使えないが、ショットガンチームは扱える」など、こと細かに調整が可能だ。

 こうした自分だけの『バトルフィールド』を構築し、ほかのプレイヤーシェアコードを使って共有することができる。違うプレイヤーはそれを実行して、ほかのプレイヤーが作った『バトルフィールド』を自由にプレイができる。なお戦闘規模は「全面戦争」同様に、PS4Xbox Oneだと最大64人対戦、PS5Xbox Series S/X、PCだと最大128人対戦となる。

■過去の『バトルフィールド』シリーズからマップ、軍隊が収録

 さらに今回の「バトルフィールドポータル」の目玉といえるのが、過去の『バトルフィールドシリーズBattlefield 1942Battlefield: Bad Company 2』Battlefield 3から6つのマップと兵科、武器、兵器などが収録されることだ。「バトルフィールドポータル」では、バトルフィールド 2042』からも7つ収録されるので、合計13のマップを選択できるものとなる。ローンチ時の収録マップは以下の通りだ。

過去の『バトルフィールドシリーズより:

・『Battlefield 1942』より「バルジの戦い」(BATTLE OF THE BULGE)
・『Battlefield 1942』より「エルアラメイン」(EL ALAMEIN)
・『Battlefield: Bad Company 2』より「アリカ・ハーバー」(ARICA HARBOR)
・『Battlefield: Bad Company 2』より「バルパライソ」(VALPARAISO)
・『Battlefield 3』より「カスピ海の湖岸」(CASPIAN BORDER)
・『Battlefield 3』より「ノシャー・キャナルズ」(NOSHAHR CANALS)

バトルフィールド 2042』の「全面戦争」より:

・韓国「カレイドスコープ
シンガポール「マニフェスト」
・ギアナ「オービット
インド「ディスガード
エジプトリニューアル
カタール「アワーグラス」
・南極「ブレイクウェイ

 これらの『Battlefield 1942』、『Battlefield: Bad Company 2』、『Battlefield 3』のマップはそれぞれ最新のゲームエンジンを使い、すべてのアセットを再構築。4Kに対応して収録されている。たとえば『Battlefield 1942』は2002年ゲームだが、現在の基準に合わせて作り直されているので、見違えるようになっているだろう。

 また過去作から収録されているのはマップだけではなく、軍隊も収録されている。『Battlefield 1942』のイギリス軍、アメリカ軍ドイツ軍、『Battlefield: Bad Company 2』のアメリカ軍ロシア軍などが「バトルフィールドポータル」に登場する。

 M1 ガーランドPanzerschreck(パンツァーシュレック)、G3、M416などの武器、スピットファイア、B17 爆撃機などのビークルに加えて、『バトルフィールド 2042』の「全面戦争」に登場する武器やビークルが搭載されている。

 たとえば『バトルフィールド 2042』の未来の兵士・武器と、『Battlefield 1942』の第二次世界大戦の兵士・武器で、『Battlefield: Bad Company 2』のマップで戦わせるといったことが可能だ。

■3つのモード「オフィシャル体験」、「コミュニティ体験」、「ビルダー」

 「バトルフィールドポータル」は、具体的には「オフィシャル体験」コミュニティ体験」「ビルダー」という3つのモードに分かれている。

 まず「オフィシャル体験」は、開発チームが用意したカスタマイズ済みの『バトルフィールド』が体験できるモードだ。コンクエスト、ラッシュ、チームデスマッチなど、過去の象徴的なゲームプレイがすでに再構築されており、『バトルフィールドシリーズ史に残る戦いを再び体験することができる。

 次にコミュニティ体験」は、プレイヤー自ら作成したり、カスタマイズしてゲームを共有することができるモードシリーズをフィーチャーしたものや、仲間が作成した幅広いゲームから自分に合うものを簡単に選ぶことができる。「オフィシャル体験」で用意されているものをテンプレートとしてカスタマイズすることができるので、気軽に自分だけの『バトルフィールド』を作ることができる。

 最後に「ビルダー」だが、これはより細かな高機能なカスタマイズができる上級者向けモードとなっている。「プレイヤーをキルしたら体力が回復」、「10キルをしたら勝者」、「全員の武器がある条件で変わる」など、こういった特殊なルールを作成することが可能で、マップルール設定、兵士、武器、機動性、HUDマップ規模、チーム編成などあらゆることをこと細かくカスタマイズすることができる。

 これらのルールバトルフィールド・トイボックス」と呼ばれるシステムを利用して、コンソール、PCのプレイヤーWeb上のプラットフォームでカスタマイズが可能だ。外出先でも利用することができるため、カスタマイズのアイディアを思いついたら、インターネット環境さえあれば、そのアイディアを反映することができる。

 実際に「ビルダー」でカスタマイズすることは、一見して複雑だがチュートリアルがあり、wikiのような形で、どのようにカスタマイズしていくのかを紹介してサポートするとのこと。

■今後もコンテンツが追加予定

 自分だけのFPSを構築・体験・シェアができるという、とても意欲的なモードということが明らかになったバトルフィールドポータル

 また過去作からは『Battlefield 1942』、『Battlefield: Bad Company 2』、『Battlefield 3』のマップ・軍隊が収録されるが、これは開発チームが熟考して選定したとのこと。たとえばBattlefield 4Battlefield 2: Modern Combat』からのマップを収録して欲しいなどのリクエストがあれば、要望を聞かせて欲しいとのこと。

 また『バトルフィールド 2042』は、これがすべてではなくライブサービスを通じて新しいコンテンツを追加していく。1年目では4シーズンローンチ予定で、バトルパス、スペシャリスト、新しい戦場、ビークル、武器などが追加予定だ。

 詳細が続々と明らかになった次世代FPSバトルフィールド 2042』。発売は10月22日(金)を予定している。

『バトルフィールド 2042』公式サイトはこちら「バトルフィールドポータル」の詳細はこちら
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter @fukuyaman