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アカマンボウがオレゴン州の海岸に打ち上げられる
 アメリカ、オレゴン州の海岸で、アカマンボウが打ち上げられたという。アカマンボウは世界中の熱帯・温帯の海に広く生息しているのだが、人目に触れない環境にいる為、このように海岸に打ち上げられるのは珍しいとのことだ。

 特にオレゴン州でのアカマンボウの発見例は珍しく、その赤くて丸くて大きなかわいらしい姿に、地元の人々は興奮しているという。

【アカマンボウの上陸に湧くオレゴン州の人々】

 このアカマンボウは先週、オレゴン州北西部、シーサイド市のサンセットビーチで発見された。体長は1メートル、体重は45キロあったという。

 地元のシーサイド水族館Facebookアカマンボウの姿を投稿すると、「平たくてかわいい!」「赤くて丸くてかわいい!」と地元民が盛り上がったという。

まだ生態が完全に解明されていない謎の魚

 アカマンボウは熱帯・温帯の海の水深500 mまでの表層・中層に広く生息しているものの、人目に触れることはめったにないため、その生態は詳しくはわかっていない。

 完全に成長すると、全長2メートル、体重は270キロにもなるそうだ。食性は肉食性で、クラゲ、イカ、オキアミなどを捕食する。

 アカマンボウと名がついているものの、マンボウの仲間ではなく、リュウグウノツカイに近縁の魚だそうだ。

 2015年5月、アメリカの海洋大気庁の研究チームにより、アカマンボウには魚類で唯一、血液の温度を保つ機能があることが確認された。

 アカマンボウには、心臓とえらの間に特殊な血管の絶縁網があり、心臓から送られた温かい血液が、えらが取り込んだ海水によって冷やされた血液を温めなおす体の作りをしている。

 これにより、アカマンボウは周辺の海水よりも5度ほど高い体温を保つことができるようになっており、深海でも活発な活動が可能とされている。
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 シーサイド水族館ゼネラルマネージャーキースチャンドラー氏は、「オレゴン州の海岸でアカマンボウが見つかることは珍しい。しかも痛みも少なく、とても状態が良い」と語った。

 チャンドラー氏によると、アカマンボウは打ちあがってから1時間以内に水族館に報告がなされたことから、鳥などに突かれなかったのが幸いしたという。

Rare Opah fish found on Oregon beach
 このアカマンボウはすぐに冷凍保存され、コロンビアリバー海洋博物館の教育ディレクター、ネイト・サンデル氏と協力して、どこかの学校でこの大きな魚を解剖する機会を提供する予定だという。

 
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なぜここに来た?この地では珍しいアカマンボウが打ち上げられる(アメリカ)