イングランド11部にあたるノース・ライディング・フットボールリーグのビデイルAFCは、新シーズンに向けて“シースルー”のユニフォームを発表した。イギリス『サン』が伝えている。

シースルー”の言葉通り中が透けて見えるユニフォームには、シャツの前後とショーツの前後に「チェックするのを忘れないように」という言葉とともに、股間を指す矢印が描かれている。

冗談のようなデザインだが、これにはれっきとした思いが込められており、前立腺がんを防止しようというメッセージである。ビデイルAFCはキットが販売されるごとに、前立腺がんの研究、認識、支援をしている組織に5ポンド(757円)を寄付することを発表している。

売れ行きは好調で、売上総額は20万ポンド(約3000万円)に達しているそうで、ビデイルAFCマーティン・クームス会長は「需要に対応するために追加のシャツを製造した」と述べている。

ビデイルAFCは、ソーセージメーカーの『HECK』がスポンサードしており、過去にはハンバーガーやホットドッグをモチーフにしたユニフォームでも注目を集めていた。

『HECK』の共同創設者の1人であるアンドリュー・キーブル氏は「数年前に無害なソーセージキットとして始まったものは、止まる気配がない力で雪だるま式に大きくなっていった。これだと思いつくたびに、新しいキットの別のアイデアが浮かび、またやるのさ」と語っている。

サムネイル画像