京都サンガF.C.の元日本代表DF森脇良太が持ち味を発揮した。

22日、三菱重工カップ、平川忠亮引退試合が浦和駒場スタジアムで行われた。

2018シーズンをもって現役を引退した平川忠亮(現浦和レッズコーチ)氏。2002年の入団以降、浦和一筋でプレーし、浦和が獲得してきた全てのタイトルに関わってきた。

メンバーには日本代表GK西川周作や元日本代表MF小野伸二といった現役選手に加え、OB勢からも元日本代表DF田中マルクス闘莉王や元日本代表FW岡野雅行らといった、超豪華な顔ぶれが集結した。

平川が14個目のタイトルを懸けて現役の浦和選手に挑むなか、この男が試合を盛り上げた。

前半途中、ファウルで試合が止まると、森脇がピッチ脇から手を広げて大声で「レフェリー!」と激しく抗議する。主審はそれに気づくと、ライン際まで猛然とスプリント。森脇は慌ててベンチへ退避するも当然警告が提示された。

一連の流れに会場は拍手と笑いに包まれ、ツイッターにも賛辞が殺到。「さすが盛り上げ役!」、「コントじゃん」、「永久保存版」といった意見に加え、「森脇さすがだが、空気読んだレフリーもさすが!」のように『お約束』に乗っかった主審にも温かいコメントが寄せられた。

レジェンドの引退試合でも自らの良さを発揮した森脇。お家芸の効果もあってか、試合はURAWA☆☆☆LEGENDS(ウラワスリースターレジェンズ)が3-2で浦和レッズを下し、平川に14個目のタイトルをもたらした。

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