アメリカ在住のある女性が中古で購入したナイトテーブルの引き出しを開けてみると、1枚のメモが入っていた。なんとそこには自分の家の古い電話番号が記載されていたという。驚きのニュースを『The Sun』などが伝えている。

サンディエゴに暮らすヴァレンシアさん(Valencia)が、あまりにも偶然すぎる出来事を自身のTikTokに投稿したところ、大きな反響を呼んだ。

「とても不思議なことが起こったの。何人がコメントしようと気にしないわ。ヤラセじゃないわよ。すごくドキドキしているの。」

ヴァレンシアさんは先日、中古のナイトテーブルをリサイクルショップ「Goodwill」にて12.99ドル(約1400円)で購入したという。そして中身を確認するために引き出しを開けたところ、くしゃくしゃになった小さな紙切れを発見した。

そこには「Carlyの家の電話番号とお母さんの携帯電話の番号」の文字とともに、電話番号が記載されていた。なんとそれはヴァレンシアさんの母親の携帯番号と15年前の家の電話番号だったのだ。ヴァレンシアさんによると、カーリー(Carly)は妹の名前という。

「もうしばらく家の電話番号は使用していないけれど、こんな偶然ってある!?」

ヴァレンシアさんはメモの裏にナイトテーブルを使用していた人の名前を発見し、Facebookでメッセージを送ってみた。その人物はヴァレンシアさんの妹カーリーさんが小学生だった時の友人であり、カーリーさんも彼女のことを覚えていたという。

元の持ち主もこの偶然の出来事に驚きを隠せず、「ちょうど数日前、Goodwillにこのナイトテーブルを持ち込んだのよ。中身は空っぽだと思っていたわ。なんて偶然なの!」と返信している。

「同じエリアに住んでいるからそこまで不思議じゃないって思う人もいるかもしれないけど、サンディエゴには330万人も暮らしているのよ!」

TikTokの投稿には何百件もの驚きのコメントが寄せられ、自身の偶然の経験をシェアする人もいた。

「数年前にシドニー結婚指輪を見つけたの。そうしたらお母さんから電話がかかってきて、お父さんが結婚指輪をなくして焦っていると伝えられたの。たまたま見つけたのがお父さんの指輪だったのよ!」

「2014年、高校生の時に買った本にしおりが挟まっていたの。驚いたことに、そのしおりには2006年に高校を卒業したお姉ちゃんの名前と手書きの文字が書いてあったのよ!」

ヴァレンシアさんは「一番うれしいのは、たくさんの人が同じような経験をここでシェアしてくれていることよ。世の中ってすごいわね」と明かしている。

ちなみにこの中古のナイトテーブルは、ヴァレンシアさんの手によって美しく生まれ変わったそうだ。

画像は『ValenciaVibing 2021年6月8日付TikTok「The universe is crazy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 May)

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