米ラッパーのリル・ウージー・ヴァート(26)が惑星を購入しようとしていることを、イーロン・マスクの恋人グライムス(33)が明かした。リルは「みんなを驚かせようとしていた」と返信し、現在購入に向けて取り組んでいるところだと伝えた。

カナダ出身のシンガーソングライター、グライムスが現地時間22日に自身のツイッターで惑星の写真を共有し、「どうやらリル・ウージー・ヴァートがこの惑星を所有するみたい。ちょっとしたお知らせです」と伝えた。

グライムスが共有したのは、“Latest in space”という名のアカウントによるツイートだ。青い惑星の写真に「これはWASP-127bという木星の1.4倍の大きさのガス惑星で、地球と同じように黄色い矮星(わいせい)の周囲を回っています」と説明されている。

するとこの数分後にリルが自身のツイッターを更新、「僕はみんなを驚かせようとしていた。今はまだ取り掛かっているところだ」と伝え、実業家イーロン・マスクが所有するニューロテクノロジー企業「ニューラリンク(Neuralink)」のハッシュタグをつけた。

その後すぐグライムスは「WASP-127bを合法的に所有するための、リルの書類はほとんど完了した。これってスゴイことよ!」とツイートした。

リルが惑星を購入するという知らせに、フォロワーからは様々な意見が寄せられた。

「どうすれば惑星が買えるんだ? たとえば、惑星に何億ドルもの金を費やすなんてあり得ないだろう?」
「本当に惑星を購入できると思ってるのかい? リルは詐欺に遭ってるのでは。」
「どうしてリルは、自分で着陸することもできないような惑星を買うんだ?」
「リルが最初の所有者というなら、一体誰から購入するんだろう?」
「彼に惑星を売った人物は、巧妙に人を騙す達人だな。」

『HITC』によると、WASP-127 bは2008年にSuperWASPの惑星通過調査で発見された惑星で、2016年にその事実が正式に発表された。

WASP-127 bは同名の恒星の周りを回る太陽系外惑星で、太陽系からは約522.6光年の距離にあると言われている。1光年は5兆8700億マイル(約9兆4千億キロ)に相当するため、その遠さは想像を絶するものだ。太陽の周りを365日かけて回る地球とは異なり、この惑星は星の周りを1日強で回っているだけだという。

グライムスとリルは今年2月、「Neuralink」が開発する脳チップを「一緒に埋め込もう」とツイートしたことが話題になった

リルは同月、額に10カラット超のピンクダイヤモンドを埋め込んだ姿を公開してファンを心配させたが、数か月後には取り外していた

画像は『Marni Life( NO STYLIST)1600 2021年6月27日付Instagram「Left my diamonds home and I’m still hittin」』『grimes 2021年7月14日付Instagram「I’m about to start shooting a tv show today!」』『Grimes 2021年7月22日付Twitter「Apparently @LILUZIVERT owns this planet – just a heads up」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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