JR東北線東武日光線が接続する埼玉・茨城県境の駅、栗橋。この栗橋駅のまわりをゆっくりさんぽする、1時間。

栗橋駅は、東北線の前身、日本鉄道の駅として1885(明治18)年に開業。

開業当時は宇都宮まで線路がのびていたなか、栗橋駅のすぐ北を流れる利根川には鉄道橋が架かってなかったから、鉄道連絡船で結ばれていた。

東武日光線栗橋駅が開業したのは、その44年後の1929(昭和4)年。さらにその77年後の2006年に東武とJRの線路が連絡線で結ばれ、JR・東武直通特急列車が走るようになった。

そんな栗橋駅特急列車の運転停車や乗務員交代といったシーンはまたこんど別に記すとして、今回は駅のまわりをゆっくり歩いてみる。

駅東口から歩くと、まず目に入るのが、源義経の内妻であった静御前の墓(画像↑↑↑)。静御前は、義経を追って奥州にむかう途中、義経の死を知り、1189(文治5)年にここで亡くなったといわれている。

デッドセクションを行く253系をみて宝治戸池へ

こんどは東北線の西側へ。町人新田ガードをくぐって東武日光線の日第90号踏切に立つ。

この日第90号踏切から浅草方をのぞむと、遠くにJR・東武デッドセクションがみえる。

そのデッドセクション区間(社社間連絡線)をわたってむかってきたのが、JR東日本253系。東武の乗務員が操る253系特急電車が、東武日光線を北上する姿に出会えた。

「ちょっとごはんでも」と思ったら、宝治戸池(ほうじどいけ)の水面をみながらコンビニごはんもいいし、利根川河川敷で東北線の電車を愛でながらもいい。

千葉線が先、本線があと_京成津田沼駅赤レンガ
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◆地図にない高架線、在来線と標準軌が並ぶ踏切
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