コロナ禍で、2021年も全国各地の祭りが中止に追い込まれている。玩具問屋・堀商店(名古屋市)の成瀬昭則さんは「長年続いている伝統的な祭りなどが消滅してしまう可能性」に警鐘を鳴らしつつ、祭り文化が忘れ去られないよう、自宅を「屋台」に見立てて遊ぶ楽しみ方を勧めている。

それ自体に「おもちゃ」のイメージは薄いが、金魚すくい、スーパーボールすくいに欠かせない「ポイ」。祭りやイベント中止の影響で、出荷量が減っているようだ。成瀬さんは、「メーカーアイドル(大阪府)は、例年の2割まで落ち込んでいると話していた」と語る。

自然にソーシャルディスタンスを保てる遊び

メーカーとしても現状を打破すべく、写真映えするポイなど新製品を開発しているものの、「今年も厳しい状況が続きそう」という話を聞いた、と成瀬さん。

堀商店でも、この「ポイ」をお祭り以外でも活用できないかと考え、「ポイポイバトラー」という商品を考案・発売した。ポイを「マト」にし、水鉄砲で相手のポイを破ったら勝ちだ。成瀬さんは「普通に遊んでも面白い水鉄砲ですが、この商品と一緒に遊ぶことで楽しさが何と1億倍(当社比)になります!」と太鼓判を押す。

水鉄砲を使った遊びは「逃げながら撃つ」が基本。相手と自然にソーシャルディスタンスを保つことができる。<J-CASTトレンド>

「ポイ」という名称の語源には諸説あるが、「破れたらポイっと捨てる」が有力だという