まずは、こちらの画像をご覧いただきたい。

「うなぎ注意」(画像はヒトヒラ△▲マグナ250(@hitohiraMAGNA)さんから

こちらは、ツイッターユーザーのヒトヒラ△▲マグナ250(以下、ヒトヒラさん)が2021年7月13日の昼頃、滋賀県大津市の道路脇で撮影した写真だ。

道を歩いていたところ、投稿者の目に飛び込んできたのは、「うなぎ注意」と書かれた看板。

まるで警戒標識の1つ「すべりやすい」をオマージュしたかのような、ウナギイラストが描かれている。

愛らしい目をしていて、今にもくねくねと動きだしそうだ。

この光景に、ツイッターには、

「めっちゃオモロい」
「鰻が道路を這い回ってるのか?w」
ライダーは蒲焼の匂いに注意」

といった反応が寄せられている。

いったい、コレは何だろう。まさか草木からウナギが飛び出してくる......?

「飛び出しウナギ坊や」もいた!

種明かしをすると看板の先にあるのは、老舗のうなぎ屋さん。

これは、1872年創業の老舗うなぎ屋「逢坂山かねよ」(滋賀県大津市)の案内看板なのだ。

投稿者のヒトヒラさんによると、「うなぎ注意」の看板は、お店に向かう途中で見かけ、「可愛らしかった」ため撮影したという。

お店では、うな丼だし巻き卵を乗せた「きんし丼」を食べ、大満足。焼き目が香ばしく、ふかふかウナギだし巻き卵は、「間違いなく美味しいコンビネーション」だったとも。

うなぎ注意」看板を見かけたら、美味しいウナギに注意せねば......。

デザインにはどんな意図を込めたのだろうか。

19日、Jタウンネット記者は「かねよ」代表取締役社長の村田章太郎さん(57)に、詳しい話を聞いてみた。

案内看板は村田社長が考えたもので、デザインの意図については、

「老舗のうなぎ屋で、敷居が高いと思っている人がいるかもしれません。若い人に入りやすい場所だと思ってもらいたいですし、見て楽しい場所として注目して欲しいなと思って、10年以上前から設置しています」

と話した。「動物注意」の標識をパロディ化したもので、「遊び心を持って作った」という。看板以外にも、お店近くには、ウナギの顔だし看板や通学路などにある「飛び出し坊や」をウナギ化した看板も置いているそう。

顔だし看板と「飛び出し坊や」風看板((ストリートビューのスクリーンショットより)(c)google)

お客さんからの反応は「おもしろい」「気になる」といった具合に好評で、写真に収めてSNS上に発信する人は少なくないという。

村田社長は、こうした声やお客さんに向けて

「看板などに興味を持っていただき、その先にある古き良きお店の外装や内装、またウナギを味わっていただければと思います」

と述べた。

そろそろ、土用の丑の日。「うなぎ注意」の看板に出会いたい......!

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