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ブルーインパルス、素晴らしい!》

7月23日、東京の上空に5色のオリンピックカラーで描かれた五輪マークの写真とともに、こうツイートしたのは自民党片山さつき参議院議員(62)だ。

確かにこの日、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が東京上空を飛び、5色のスモークで五輪のマークを描いていた。しかし彼女のコメント欄を見ると、どうも様子がおかしい。

《え…片山さん大丈夫?これALWAYS三丁目の夕日’64の映像だけど…》
《ALWAYS三丁目の夕日ブルーインパルスは素晴らしいですな(棒)》
《他所から画像持ってくるのは如何かと》

実は彼女が掲載した写真は、12年1月に公開された映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の1シーンに酷似しているのだ。実際、当日の東京は雲の多い天気だったが、片山議員のアップした東京の空は晴れ渡っている。

そのためネットでは《その立場でそれをやると捏造と言われますよ》《その日のうちから歴史修正ってたまげたなあ》と片山議員の“捏造”を指摘する声が。さらに「著作権侵害では?」とし、こんな声も上がっている。

《よその画像を持ってきて、さも今日のもののように見せてる、と言われてますが、倫理的にはもちろん、著作権的に大丈夫ですか?》
《皆さんが推察している通り拝借画像なのでしたら、引用元を明記してください。国会議員が率先して、著作権に抵触しますよ!》
著作権表示がありませんが、こんなことして大丈夫なのでしょうか》
著作権法違反映画泥棒

批判が止まないなかツイートから約2時間半後、片山議員はこうツイートしている。

《私、この3日ずっと九州で活動していて、今もホテルのテレビで開会式見てます。ブルーインパルスが無事飛べた、と新宿の都庁にいる仲間からSNSが来て、まさかドタキャンは無いとは思ってましたが、本当にホッとしてそのままTwitterに上げました。航空写真は通常、後から発表ですから》

つまり「写真は仲間から送られたもの」ということだだろうか? しかし《ちょっと何言ってるか分からないです》《「秘書が勝手にやりました」みたいなものですか》《泣きながら先生に弁解するお子さまの言い訳みたいです》とのリプライが。“ホッ”とするにはまだ早いのかもしれない。