連日暑い日が続くが、こう暑くっちゃよぅ!と言っているのは人間だけではない。アメリカのオレゴン動物園では、キツネザルたちに特別なおやつを用意。
カラフルなアイスキャンディーの上に凍った果物を置いて、ちょっとしたパーティータイム。ひと時の清涼感を楽しんでもらったようだ。
Lemurs Have a Popsicle Party
参加者はワオキツネザルとアカエリマキキツネザル。
アメリカならではのレインボーカラーのアイスキャンディーの上に乗せられたのは、凍らせた果物だ。
それをおいしそうに頬張るアカエリマキキツネザル。
ワオキツネザルたちも楽しそうに凍った果物を食べている。
ワオキツネザルもアカエリマキキツネザルもマダガスカルの固有種だ。ワオキツネザルはマダガスカルの国獣に指定されている。
ワオキツネザルは好き嫌いがなく、葉や花、果実、昆虫などを食べる。マダガスカルでは、イモムシや鳥、カメレオン、クモの巣なども食べるそうだ。
アカエリマキキツネザルはキツネザルの中でも体が大きく、食べた果物の種を撒いて森の再生に貢献しているという。また、アカエリマキキツネザルは受粉媒介者でもある。蜜を吸うときは、花を開いて鼻を花に埋めて鼻に花粉をつけ、その花粉を鼻から次の花に移すのだという。
どちらも生息地の破壊、食用やペット用の採集、旱魃などにより、生息数は減少している。
動物・鳥類の記事をもっと見る
ひとり遊びにも飽きちゃった猫「お留守番はさびしいニャン!」と飼い主の帰宅を心待ちにする - カラパイア
暑い車内に犬が放置されていないか、スーパーの職員が駐車場のパトロールを開始(イギリス) - カラパイア
コメント